どんなに平穏な日常を送っていたって、
ある時、不意に、誘惑に負けるときがあって、
誘惑に負けた後には、必ず自己嫌悪感が襲ってくるもので、
そんな自己嫌悪感も酷くなってしまうと、
自分の心をとことん痛めつけてしまうこともある。
そんな自己嫌悪感の荒波を乗りこなすには、どうしたら良いのかを
考えたり、自己嫌悪感の荒波に飲み込まれそうになったのが今週。
自己嫌悪感は突然に…
「後悔先に立たず」と言うけれど、
そんなことが出来たら苦労はしないのです。
もちろん、倫理的にヤバいこととか、法律的に制裁されるような行為に対する
後悔はしないようによく考えるべきだけれども、
「後悔先に立たず」というよりかは、
「自己嫌悪感先に立たず」の方が、後悔よりも納得できる感情かもしれません。
自己嫌悪感を感じることのないように、
事前によく考えるようにすること。後で自己嫌悪感に陥ると、
自分の心が取り返しのつかないことになるから。
このくらいのことを常に心に留めておかないと、
人は誘惑に負けてしまう生き物らしく、
すぐに、自己嫌悪感という落とし穴に落ちてしまう。
一度「自己嫌悪感」の落とし穴に落ちてしまうと、
とことんまで、自分の心を痛めつけてしまう。
最終的には、「自分なんて価値のない人間なのだから…」
なんていう感じの酷い暴言を、自分に向けて放ってしまう。
心に対する自傷行為は、意外と、止まることを知らない。
「他者に対する暴言やイジメは止めましょう」というくせに、
自分の心に対する暴言が止まらなくなってしまうことは、
どうにかして、最小限に留めておきたい。
自己嫌悪感のメイルシュトロームに飲み込まれてしまうと、
自分だけが世界で酷い仕打ちを受けている上に、「自分は
どうしようもないクズなんじゃないか?」くらいの痛めつけ方をしてしまう。
「どうせ生きていたって…」みたいな考えが普通に溢れ出てきてしまう。
もはや、自分に対する悪評の火山が噴火寸前で、噴火したら、
自分の心がズタボロになるまで、自分で自分の欠点を羅列してしまう。
自己嫌悪感のメイルシュトロームの中で挙げられる欠点。
そんな欠点は、すぐに変えることも出来なければ、
自分が持っている長所に見向きもしてないし、
あるいは、欠点だけ挙げていて、
今までに出来たことを全てないがしろにしてしまっている。
そんな自己嫌悪感の大渦潮を、どうにかして、乗り切るにはどうするか。
まずは、自分で自分を傷つけていることを理解することから始まるのだろう。
冷静に考えると、欠点って…
人には人の欠点がある。
ある人の欠点は、誘惑に負けてしまう事かもしれないし、
また、ある人の欠点は、まずは人の言うことを否定してしまうことかもしれない。
あるいは、予定を忘れてしまうかもしれないし、
その場で、咄嗟に、相手の立場を考慮できないかもしれない。
挙げればきりがない欠点。
自分だけが抱えて生きているわけではなく、
皆平等に、欠点を抱えて生きている。
この、自分だけが特別な欠点を抱えて生きているわけではない。
という1つの思考があるだけで、少し、自分を痛めつけることが減る。
もちろん、自己嫌悪感の渦の中心にいる場合には、
このことを考えることが大変だし、
絶賛、自分を痛めつけている最中だと、
周りの人には、周りの人なりの欠点があるなんて、
想像出来ないし、自分以外の全ての人が、幸せに見えてきて、
「さっさと、自分だけがいなくなってしまったら楽なのでは?」
くらいにまで、自己嫌悪感の悪魔は育ってしまう。
ここまで来ると、悪魔ではなく、もはや、サタンである。
けれども、「人には人の欠点」が当然あって、
その欠点と上手いこと向き合いながら生きているのだろう。
欠点を棚上げして、何も考えていないように見える人もいるから、
何で考えないで生きていけるのだろう?と思うこともあるけど、
完璧な人間なんていないし、結局人は不完全で、
良い面があれば、悪い面もあるのが普通だよ。ということなのでしょう。
欠点があるからこそ、人間。欠点を自覚できたなら、
人間として生きることが出来ている証拠かもしれません。
それだけで十分偉いわけで。認めてあげることが本当に大切。
良い面だけを見ていたいけれど、
悪い面に目が行くこともあって、1つ悪い面が目につくと、
悪いところばかりが目につくことがあるけれど、
それを補って余りある良い面を
しっかりと褒めてあげることも大切なのかもしれません。
まとめ
今週、そんな自己嫌悪感の荒波に飲まれたり、
なんとか持ち直したりしたわけだけれども、
自分を傷つけているなぁ。とか、自分の欠点を見てるけど、
人にも欠点はあるなぁ。とか、上手いこと客観視することが出来たのが、
週の後半らへん。
病み期で1ヶ月メンタルがズタボロになることを防いだだけで、
十分素晴らしい成果かもしれない。ちょっとの成果を認めるだけで、
少しポジティブになれるから、少しの成果を見つけよう。
自分に出来ることは少ないし、
毎日を何も考えずに過ごすことも出来るかもしれないけど、
何かを変えようと日々行動しているだけで、十分な成果なのかもしれません。
もちろん、目に見える成果が欲しくなることもあるし、
それこそ、理想の生活を空想することもあるけれど、
結局変えることが出来るのは、今しかないから、
「今」変えられることは何なのかを常によく考えていたい。
そんなことを考えた9/12から9/18までの週だった。
適度にご褒美を挙げたり、意外と日々成長していることを実感出来れば、
充実した日々を過ごせている証なのでしょう。
1年も後半に差し掛かり、師走が見えかかっているけれど、
何もしていないという虚無感より、
何かが出来たという充実感を、しっかりと感じていきたい。
今週はこんなところ。
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