2022 9/26~10/2 クラシック音楽の良さを考えてみる

自分へのご褒美として買ったクラシック音楽、(ショパン)を、
聞きながら、ふと、自分にとってのクラシック音楽ってなんだろう?
と思ったので、今週の日記にしてみました。

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クラシック音楽の良さ

自分にとってのクラシック音楽の良さを考えるにあたって、
一度考えておきたいことは、「なぜJ-popは微妙なのか」ということ。

多少?のHSP気質がある自分としてみれば、
「人の声を聞きたくない」と思う時がたまに訪れる。
そんな時に、音楽でJ-popなんて聞いた時には、結構疲れる。
歌詞の感情に流されてしまうこともあるし、
一時のテンションに身を任せた後には、疲労感が襲ってくることもある。
自分としてみれば、J-popは、感情が渦巻く嵐の中心地みたいなイメージ。

日本語で、直接意味が分かってしまう分、
多くの感情を受け取ってしまって、疲れるのがちょっと嫌。
洋楽も、それなりに英語が分かるので、微妙。

そうなると、ジャズとかクラシックとか、歌詞が無い音楽を聞くわけだけれど、
ジャズより、クラシックの方が良いと思っているのが最近。

自分にとって、クラシック音楽が良いと思う部分は、
作曲家の感情を想像できる余地が残されているところ。

最近は、特にショパンをひたすら聞いているのだけれど、
曲によって表れる感情の違いや、その時の自分の感情に近い曲を聞いた時の
「共感」の度合いが、J-popとかとは段違い。
クラシック音楽から伝わる作曲家の感情を感じ取りながら、
何を感じ取っていたのだろう?とか、どんな感情を表現したいのだろう?とか。
そんなことを考える時間が、自分に安らぎをもたらしてくれる。

ちょっと落ち込んでいる時は、ノクターンとかソナタとか。
多少やる気がある時は、ポロネーズ。
感傷に浸っているときは、バラードなどなど。

もちろん、クラシック音楽=ショパンという訳では無いけれど、
今のマイブームは、ショパン。というだけの話。
ご褒美として買ったショパンの楽曲を演奏しているのは、
ルビンシュタインというピアニスト。
ただただ、演奏に浸ることが出来る時間を楽しめているから、
ご褒美としては、最高のものだったと思う。

感情の在処。

J-popを聞いていると、作曲者とか作詞者の感情を
直接投げられている感じがする。とは書いたけれど、
感情を直接投げられて、共感を求められている感じもあるから、
そんな感情とは、ちょっと距離を置きたくなる。

その点、クラシック音楽の場合は、
自分で考える余地もあるし、音による感情の受け取り方に自由度がある。
ちょっと視点を変えると、違った見方もできて、
永遠に楽しむことが出来る。そのなかで、「こんな感情じゃないか?」
と答えみたいなものに辿り着く瞬間があると、嬉しくなる。

共感を強制させられるより、
時間を掛けて、理解したい。そんな感じ。
クラシック音楽は、そんな時間を与えてくれる。

そのうちやりたいこと。
紅茶を飲みながら、クラシック音楽を聞いて、読書をする。
すべてが自分の好きなもので囲まれたら、幸せだろうとか思う。

感情を表に出すことも少ないから、こんなことを思うのかもしれないけれど、
感情を表に出して、なにかにぶつけている人を見ると、ちょっと引く。
感情は、「感」という字の通り、感じるものだと思う。
相手に理解されたいと思って、他者にぶつけるのは、ちょっと違う。
呪術廻戦じゃないけれど、感情を言葉にして相手にぶつけた瞬間、
それは、感情じゃなくて、呪言に近いものになってしまうのだろう。

理解されたいなら、それなりの意思伝達能力を持って、
相手に伝える努力をするべきなのだろう。

そんなことを思うと、色々と生きづらさを覚える。
言葉には感情が乗ってるし、時にはサーフィンしてるし。
荒波になって襲ってくることもあるし。
そんな感情をいちいち受け取ってしまうと、本当に疲れてしまう。

数多あるクラシック音楽の中で、
自分の感情を落ち着けてくれる一曲に出会う瞬間は、本当に感動。
心の底では、自分から求めているのかもしれないけれど、
曲の方からやってくる感じがあって、楽しい。

こんな感覚を理解して欲しいとは思わないけれど、
結構マイノリティなんじゃないかと思う。
まぁ、どうでもいいか。

まとめ:趣味って大事。

自分にとって、楽しいと思える時間を増やすことに繋がるものが、
「趣味」
それは、誰にも邪魔されない、本当に大切な時間。
自分の感情の調節機能の役割を担っているんじゃないかと思う。

自分の感情が乱れたり荒れたりしたら、趣味の時間不足かもしれない。
感情を調節する時間をきちんと持つことを心がけることが大事だと思う。
時間は貴重。限りある資源だから、効率よく、
自分にとって良い使い方をしないといけない。

資本主義に、時間を吸い取られるのは、嫌。
だけれど、ある程度は時間を捧げないと、生きられないことも事実。
この矛盾の中で生きることが大変だからこそ、
趣味を持つ。
自由に時間を使える時が来たら、楽しそう。
夢は夢のままのほうが良いのだろうか?
きっと、何事も追求する力が備わっていれば、
自由な時間が多いほうが良いのかもしれない。

この週はこんなところ。
落ち着いて、自分の時間を大切にしよう。
相手の時間を奪わないようにしよう。
時間という有限の資源を大切にしよう。

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