第６６回：「名詞」の複数形
日本語だと、何個ものがあったとしても、
特に気にすることはないけれど、
英語だと、そうもいかない。という話。
Q. この記事で、一番大事なことって何？
A. 大事なことを、１枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 「物」がたくさんある時、英語だとどうなるの？
A. 「物（名詞）」の後に’-s’を付けなければいけません。
名詞の後に付いている「-s」のことを、複数形の「-s」と言います。
名詞に「-s」を付ける
この複数形の「-s」を付ける際に気をつけないといけないことは、
単語のスペルが変わってしまうものがある。ということです。
１つずつ確認してみましょう。
そのまま「-s」を付ける場合もある
- flower → flowers
- train → trains
- week → weeks
- place → places
- student → students
- thing → things
など
スペルが変わってしまう場合
単語の語末が、「-s」「-sh」「-ch」「-x」のとき
「-es」を付けて複数形を表す。
- bus → buses
- dish → dishes
- church → churches
- box → boxes
など
※例外ではありますが、potato / tomato も「-es」を付けて複数形にします。
単語の語末が「-y」のとき
「-y」を「-i」に変えて、「-es」を付ける。
- baby → babies
- dictionary → dictionaries
- party → parties
など
※単語の語末が「-ay」「-ey」「-oy」のとき
「-s」を付けるだけで、複数形を表せる。
- day → days
- boy → boys
など
※単語を発音した時に、「-y」の前の音が、母音の場合は、「-s」
子音の場合は、「-ies」になる。
単語の語末が、「-f」「-fe」のとき
「f」を「v」に変えて、「-es」を付ける。
- shelf → shelves
- knife → knives
など
そもそも複数形で使われる名詞もある
- scissors (ハサミ)←そもそも刃が２本ある。
- glasses (メガネ)←メガネには、レンズが２枚ある。
- trousers (ズボン)
- jeans (ジーンズ)
など
「-s」を付けない複数形もある
- man → men
- woman → women
- child →children
- tooth → teeth
- mouse → mice
- sheep → sheep
- fish → fish
など
「-s」を付けるのか、どうするのか。
名詞の複数形を使えるようにしましょう。
（会話を意識するならば、発音する際にどうなっているのかを
確認することが大切です。）
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの？
A. 例文を何個か書いておきます。
There was a man in the car with two women.
車の中に、１人の男性と、２人の女性がいた。
Most of my friends are students.
自分の友達の多くは、学生です。
I like your trousers. Where did you get them?
そのズボン良いね。どこで買ったの？
I don’t like mice. I’m afraid of them.
ネズミの群れは嫌いです。怖いんです。
These scissors aren’t very sharp.
このハサミは切れない。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの？
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足：イラストの日本語訳
What are these people going to buy?
この人たちは、何を買おうとしているの？
They are going to buy famous cookies.
That shop’s cookies are delicious.
有名なクッキーを買おうとしてるんだよ。
あの店のクッキーは美味しいから。
I’m not interested in cookies. I want to eat doughnuts.
クッキーは別に興味ないかな。むしろドーナッツ食べたい。
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Q. この記事の要点は？
A. 名詞の「複数形」を確認しました。
単語の語末が…
- 「-s」「-sh」「-ch」「-x」のとき、→「-es」
- 「-y」のとき、→「-ies」
- 「-f」「-fe」のとき、→「-ves」
など
単語の語末が、どうなっているのかをよく確認することが大切です。
特に、学校のテストなどでは、スペルミスに厳しいので、気をつけましょう。
※発音する場合には、あまり気にならないかもしれません。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は？
英語には、「数えられる物」と「数えられない物」がある。
日本語と英語の大きな違いだと思います。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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