第67回:「可算名詞/不可算名詞」をそれぞれ確認してみます。
冠詞(a / an)の次に厄介なのが、これ。
「数えられる/数えられない」の感覚。
そういった単語なんだ。と思って覚えないといけないので、
大変なところかもしれません。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 「数えられる名詞/数えられない名詞」どう違うの?
A. 数えられる名詞=「a/an」を付ける・「複数形の-s」を付ける
数えられない名詞=冠詞・「複数形の-s」どちらも付けられない
それぞれ確認してみましょう。
数えられる名詞(可算名詞)
car / man / bottle / house / idea / accident / dog …
など
これらの数えられる名詞は、
その場に何個あるのかを、「数」を使って表せます。
- 1個のとき…a car / the house / an idea … など
- 複数のとき…cars / two houses / three ideas … など
このように、数えられる名詞を使う時には、
1個の時は、「冠詞(a / an)」を付け、
複数の時は、「複数形の-s」を付け、その場に何個あるのか、
数を使って表します。
数えられない名詞(不可算名詞)
water / air / tea / rice / salt / money / music / chocolate …
など
これらの名詞は数えることが出来ません。
なので、「数」を表す言葉と一緒に使うことが出来ません。そのため、
some money (いくらかのお金) / much money (十分なお金) …
などのように、大雑把に数量を表したり、
a bottle of water / a piece of cheese / a cup of tea
a bar of chocolate / a piece of music / a game of tennis
といったように、「数として表すことのできる表現と一緒に」使われます。
こうすることで、「two bottles of water」といったように、数えられます。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I don’t have a dog.
私は犬を飼っていません。
Do you like chocolate ?
あなたはチョコレートは好きですか?
She eats an apple every day.
彼女は毎日1個のりんごを食べる。
Music is a wonderful thing.
音楽は良いものです。
Do you want a cup of tea ?
あなたは一杯のお茶が欲しいですか?
Everybody needs food.
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I have to do a lot of homework.
宿題しなきゃ…
I’ll make you a cup of tea. I also give you a bar of chocolate.
So, do your best.
お茶でもいれてあげるよ。チョコレートもあげるから
頑張って終わらせよう。
Please give me some money.
お金ちょうだい。
Do your homework.
宿題しろ。
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Q. この記事の要点は?
A. 「数えられる名詞/数えられない名詞」
(可算/不可算)の違いでした
日本語と英語では、「数える」という感覚が違うんだなぁ。
と思っておきましょう。
「言語が変われば、ものの見方も変わる」
このことに寛容になることが大切だと思います。
ひとまず、「数えられる/数えられない」という感覚は、
日本語には、ほぼ無い感覚だと思うので、
単語を1つずつ調べながら、
「数えられる名詞」なのか「数えられない名詞」なのか
よく確認することが大切です。
言語が違うことによる感覚の違いを、
「仕方ない。」と思って受け入れられるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「可算/不可算名詞」を使う時の注意点。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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