第108回:①「to」「in」「at」の使い分け
②「home」の前に前置詞は使う?
③「arrive」と「get」の使い分けについて。
この3点について、解説をお届けします。
細かい語法になりますが、正確に使い分けられるようにしましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 「to」と「in/at」は、どう使い分けるの?
A. 移動することを表す動詞と一緒に使われるのが「to」
その場に留まったり、その場で何かをすることを表す言葉と
一緒に使われるのが、「in/at」です。
それぞれ詳しく確認してみましょう。
「to」の使い方
- go
- come
- return
- walk
などが使われた時は、「to」を使う。
まとめると、これらのような、「移動していること」を表す言葉が
使われた時は、「to」を使います。
「to」は、「どこかへ向かっていること」を表すので、
移動することを表す言葉と一緒に使って、
「どこへ向かっているのか」を表すようにしましょう。
※注意点
上記の、移動していることを表す言葉と、「home」を一緒に使う時は、
「to」を使いません。
- go home
- come home
- return home
- walk home
など
表現を使えるようになるまでは、気をつけておきましょう。
「in」「at」の使い方
- be
- stay
- do something
などが使われた時は、「in」や「at」を使う。
「in/at」については、「その場にいること」を表していたり、「留まったり」、
または、「その場で何かをする」ということを表したい時に使います。
移動していないことがポイントです。
「at home」となる時もある
- stay at home
- work at home
など
「be動詞」や「stay」といった言葉が使われている、つまり、
その場に留まったり、その場で何かをすることを表す時には、
「at home」となります。
最初のうちは、あまり深く考えず、表現として覚えてしまいましょう。
「arrive」と「get」の使い分け
- arrive in + 国/街
- arrive at + 細かい場所
- get to + 場所
「arrive」と「get」の使い分けについては、まずは、
これら3つの表現を覚えておくようにしましょう。また、
- arrive home
- get home
「arrive」「get」と「home」を一緒に使う時には、
「to」を使うことはありません。
合わせて覚えておくようにしましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I have to go to the hospital today.
(私は今日、病院に行かないといけません。)
Would you like to live in Japan ?
(あなたは、日本に住みたいですか?)
Her house is at the end of the street.
(彼女の家は、通りの端にある。)
What time do you usually get home ?
(あなたは、普段何時に家に付きますか?)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
He arrived in the UK.
(彼はイギリスに着いた。)
He went to the tower of London and many other places.
(彼は、ロンドン塔や、その他多くの場所に行った。)
While he was in the UK, he stayed at his friend’s house.
(彼がイギリスにいる間、彼は友達の家に滞在した。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「to」「in」「at」の使い分けを確認しました。
細かい語法が多いので、1つずつ丁寧に確認して、
使えるようにすることが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
位置関係の表し方を確認します。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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