前置詞を使った表現の幅を広げてみよう 英語文法解説 初級編 part 111

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第111回:「on / at / by / with / about」を活用する

これまで、様々な前置詞のイメージを確認してきましたが、
ここで、前置詞を活用した表現も確認してみましょう。

 

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

前置詞を活用した表現を一覧にした画像
 

Q. どんな時に前置詞を使った表現を活用出来る?

A. 簡単にまとめると、情報を追加する時に使えます

それぞれの前置詞を活用した表現を確認してみましょう。

「on」を使った表現

  • on holiday:休日に
  • on television:テレビで
  • on the radio:ラジオで
  • on the phone:電話で
  • on time:時間通りに

「on + 休日/公共の電波 / 時間」で、それぞれ
「〇〇で」といった表現にすることが出来ます。
特に、「on time:時間通りで」という表現は、
使い勝手が良さそうです。

「at」を使った表現

  • at 25 (at the age of 25):25歳で
  • at 50 degrees Celsius:50℃で
  • at high speed:高速で

「at + 数値」とすることで、「年齢や気温、速度など」を表すことが出来ます。

「by」を使った表現

  • by car / bus / train etc.:車で/バスで/電車で
  • by Mozart:モーツァルトによって

「by + 交通手段」とすると、「(交通手段)で」を表せます。
注意点としては、「徒歩で」を表したい時は、「on foot」となることです。

「by + 人」とすると、「(人)による」を表せます。
受け身(受動態)の文で、「〇〇によって」と表すことも出来ます。

「with / without」を使った表現

  • with…:…と/…と一緒に/…が付いて
    with friends:友達と/with milk:ミルクと一緒に
  • without…:…なしで/…を付けないで
    without me:私無しで/without milk:ミルクを付けないで

基本は、上記のような意味や表現になります。
「with(without) + 人/もの」の形を意識しておきましょう。

「about」を使った表現

  • talk / speak / hear / know + about + (物・出来事)
    talk about work:仕事について話す
    know about cars:車について知っている、など
  • a book / a question / information + about + (物・出来事)
    information about this city:この街についての情報

「about」の後には、「物や出来事」など続け、
「〇〇についての」を表す
ことができます。

日々の出来事を伝えたりする時には、「about」を活用出来ます。

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

She heard the news on the radio.
(彼女はラジオでニュースを聞いた。)

Who is that woman with short hair?
(あのショートヘアの女性は誰ですか?)

He is listening to the music by Mozart.
(彼はモーツァルト作曲の音楽を聞いている)

Chopin died at the age of 39.
(ショパンは39歳で亡くなった。)

Don’t go out without a coat.
(コートなしで出かけないでね。)

[広告]
子どもに英語を学ばせたい!
けど、子どもは、なかなかやる気にならない…
ならば、親子で一緒に英語を勉強してみれば良いじゃない!
英語を学ぶ全ての人に親身になってサポートしてくれる講師が
教えてくれる、オンライン英会話スクールは、こちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる前置詞の使い方

[広告]
もっと簡単に中学内容の英語を学び直しましょう!
リスニングを始め、豊富なコンテンツで飽きずに続けられる。
基礎固めをするだけで、英語が話せるようになります!
多くの人に指示された教材を使って開発され、サポートも充実!
今度こそ、話すための英語を身につけましょう!
最新のテクノロジーを活用した英語学習サービス、
Simon Method の公式ホームページはこちらから。

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

We talked about a plan on the phone.
(電話で計画について話したんだよね。)

I see.
(なるほど。)

We went to a big shopping mall by train. We arrived there on time.
(電車で大きなショッピングモールに行ったんだ。時間通りに着いたよ。)

Well…
(うん…)

We had a good time yesterday.
(すごく楽しかったよ。)

Are you talking about your girlfriend ? I envy you.
(彼女のこと言ってる?爆ぜてもらっても良い?)

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. 前置詞を活用する表現を確認しました。

様々な情報を付け加える時に、前置詞が活用されるので、
前置詞の使い方に慣れておきましょう。

 

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

「形容詞 + 前置詞」/「前置詞 + 動詞ing」の形をとる重要表現

---

 

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

関連記事一覧

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました