第10回:現在完了進行形と現在完了形の使い分けや、
意味の違いについて
今回は、現在完了進行形と現在完了形を
どのように使い分けるのかを、確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. そもそも、現在完了進行形と現在完了形は何が違うの?
A. 行動そのものに注目しているのが、現在完了進行形
(行動の)結果に注目しているのが、現在完了形
それぞれ詳しく確認してみましょう。
現在完了進行形は…
- 行動に注目している
- (行動が)終わったかどうかは関係がない
- どれくらいの間「〇〇している」ということを表す
これらの意味合いが含まれています。
注意点。
進行形に出来ない動詞を使って、
現在完了進行形を作らないようにしましょう。
現在完了形は…
- 「何かが終わった」ということが重要
- 行動した結果、どうなっているのかに注目している
- 回数や頻度を表す言葉が一緒に使われる
現在完了形は、「行動そのもの」ではなく、
「結果」に注目している時に使う表現です。
例文を参考に、
現在完了形と現在完了進行形の違いを見てみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I have been playing soccer since 9 o’clock.
(私は9時からずっとサッカーをしている。)
I have played soccer three times this week.
(私は今週、三回サッカーをした)
You look tired. Have you been working hard ?
(疲れてそうだね。ずっと働いているの?)
Have you ever worked in a factory ?
(あなたはこれまでに工場で働いたことがありますか?)
I have been reading the book.
(私はずっと本を読んでいる。)
I have just finished reading the book.
(私はちょうど本を読み終えた。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
I’ve been thinking about writing a novel.
(小説を書こうかと思っているんだよね。)
I think that’s a good idea.
(良いと思うよ。)
I’ve searched how to write a novel and read many books.
(小説の書き方も調べたし、たくさん本も読んだんだ。)
You’ve already prepared a lot. Why don’t you start writing ?
(もう随分と準備してるみたいだね。書き始めてみたらどう?)
Actually, I don’t want to make a mistake.
(いや、失敗したくないんだよね。)
I think you should try again and again.
(何度も挑戦すべきだと思うけどね。)
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Q. この記事の要点は?
A. 現在完了進行形と現在完了形の違いを確認してみました。
行動に注目しているのか、それとも、結果に注目しているのか。
時と場合に応じて使い分けることが出来るようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
現在完了形を使った疑問文について確認します。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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