第23回:「will」と「be going to」のニュアンスの違い
学校では、どちらも「〇〇するつもり」と習う表現ですが、
今回は、細かいニュアンスに注目してみます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「will」と「be going to」の違いって何?
A. 「前から決めていたのか」それとも「今決めたのか」
この違いで、表現を使い分けます。
細かく内容を確認してみましょう。
「will」を使う時
- 話しているその時に、これからのことを決めた時
つまり、
「will」=「今、未来の予定を決めた」
ということを表します。
「be going to」を使う時
- 以前から、〇〇しようと決めていた時
一方で、
「be going to」=「前から〇〇することを決めていた」
ということを表します。
どちらの表現も使えるときとは?
- 未来の出来事や状況を予想するとき
ただし、気をつけないといけないこともあります。
※注意点
- 「be going to」を使って未来の出来事を予想するときは、
現状から、これから何が起こるのかが、はっきりしている時
「will」=ただ漠然と、未来のことを予想する
「be going to」=根拠に基づいた予想
これくらいのニュアンスの違いがあると理解していると良いと思います。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
Why are you turning on the TV ?
(何でテレビをつけたの?)
I’m going to watch the news.
(ニュースを見るつもりなんだ。)
Where are you going ? Are you going shopping?
(どこへ行くの?買い物でも行くつもり?)
Yes. I’m going to buy some things for dinner.
(うん。夜ご飯のために何か買おうと思う。)
What would you like to eat ?
(何食べたい?)
I will have curry and rice please.
(カレーが食べたいな。)
Did you call him ?
(彼に電話した?)
I completely forgot. I‘ll call him now.
(完全に忘れてた。今電話する。)
I think the weather will be nice later.
(きっと天気は良くなるよ。)
I think the weather is going to be nice later.
(きっと天気は良くなるよ。)
Look at those black clouds. It’s going to rain.
(あの黒い雲を見て。絶対雨が降るよ。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I think I will do something new. What do you think?
(何か新しいことを始めようと思うんだ。どう思う?)
Again ? I think you will quit sooner or later.
(また?きっとすぐやめると思う。)
I decided that I’m not going to quit this time.
(今度はやめないって決めたんだ。)
OK. If you quit, please buy me something.
(分かった。もしやめたら、何か買ってもらうね。)
Are you doing “something new” recently?
(最近その「新しいこと」は、出来てるの?)
Well, I quit doing it.
(いや、新しいことを始めることをやめた。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「will」と「be going to」の違いについて確認しました。
細かいニュアンスの違いではありますが、
丁寧に使い分けることができると、より正確に、
こちらの意図を伝えることが出来るようになると思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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