第48回:間接話法を使う時の細かいルールや表現を確認します。
「say」と「tell」の使い分けなども含めて、
間接話法に関する知識を深めましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 間接話法の「that」以下は、絶対過去形じゃないとダメ?
A. 過去形にしなくても良い場面もあります。
もちろん、過去形を使って表しても良いのですが、
どんな時に、過去形にしなくてもいいのかを確認してみましょう。
間接話法で「that」以下を過去形にしなくても良い時とは…
- ある状況が、何かを言った時と変わっていない場合は、
間接話法の「that」以下を過去形にしなくてもいい。
ex) He said that his new job is boring.
(彼は、新しい仕事が退屈だと言った。)
上記のように、「退屈だと言った時」と、「今の状況」が変わっていない場合は、
間接話法の「that」以下を、過去形にする必要がありません。
(もちろん、過去形を使って表すことも出来ます。)
一方で、「何かを言った時」と、「現在の状況」が異なる場合は
間接話法の「that」以下を過去形にしないといけません。
ex) She said you were in the hospital. Why are you in the library now?
(彼女は、あなたは病院にいたって言っていたけど、何でいま図書館にいるの?)
「say」と「tell」の違い
- told + 人 + that …
- said + that …
- said + 〇〇 + to + 人
語順からも分かる通り、
「tell」を使う場合は、直後に「人」を置く必要があります。
つまり、「tell」を使うと、「誰に、何を言ったのか」を表すことが出来ます。
「say」を使っても、「誰に、何を言ったのか」を表すことは出来ますが、その際、
「主語 + said + 〇〇 + to + 人」のように、語順が変わるので注意が必要です。
ex) He said goodbye to me.
(彼は私にさよならと言った。)
「tell」・「ask」を使った間接話法の文では、
「that」を使わないこともある
- 主語 + tell / ask + 人 + to + 動詞の原形
ex) The doctor told me to drink plenty of water.
(医者は私にたくさん水を飲むようにと言った。)
「tell」や「ask」を、間接話法の文で使う場合は、
「人」の後に、「to + 動詞の原形(不定詞)」を使うことがあります。
例文と合わせて、使い方や語順の確認をしてみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- She said she didn’t like fish.
(彼女は魚が嫌いだと言った。) - He told me that he wants to go to the UK.
(彼は私に、イギリスに行ってみたいと常々言っている。) - The doctor said that I should take a rest for at least a week.
(医者は、少なくとも一週間は休むべきだと、私に言った。) - I asked him to help me.
(私は彼に助けを求めた。) - He told her not to worry.
(彼は彼女に心配する必要ないと言った。) - She told me not to wait for me if she was late.
(彼女は私に、もし遅れたら待つ必要がないと言った。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
You told me you were a matchmaker, but I’ve never seen
any (fire) matches you made.
(あなたは私に「マッチメーカー」だって言ったけど、
あなたが作った「マッチ」を見たことないんだけど。)
I said that I am a matchmaker.
But, what do you mean ?
(確かに、「マッチメーカー」だって言ったけど、
どういう意味?)
I couldn’t believe you because
you never show me what you have made.
(あなたのことを信じられないの。だって、
あなたが作ったものを決して見せてくれないから。)
I don’t think I could show you what I have made.
(いや、自分が作ったものを見せることは出来ないと思うけど。)
Then you are not a (fire) matchmaker !
Did you tell me a lie ?
(じゃあ、「マッチメーカー」じゃないじゃん。
嘘ついてたの?)
Well, you might misunderstand what I said.
I didn’t mean a maker of fire matches.
(多分、自分が言ったことを誤解しているかも。
自分は、火をつける「マッチ」の制作者じゃないよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 間接話法を使った表現を確認しました。
語順に気をつけながら、文を正確に作れるよう、
練習を積み重ねましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
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