使えるとネイティブに一歩近づく!中級者向け慣用表現10選! 英語文法解説 中級編 part 63

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第63回:「動詞ing」が後に続く慣用表現とその意味

慣用表現を覚えるということも大事ではありますが、
どちらかと言うと、慣用表現を使えるようにしたいですね!

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

慣用表現のまとめ画像

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Q. 慣用表現…どうやって覚えれば良い?

A. 覚えるというより、
どんな場面で使えるのかを考えてみましょう。

1つずつ、この記事では、合計10個の表現を確認してみましょう。

「動詞ing」が後に続く慣用表現

  • It’s no use + 動詞ing
    :…しても無駄
    ex) It’s no use worrying about the future.
    (未来のことなんて心配しても無駄だ。)
  • It’s no good + 動詞ing
    :…しても無駄
    ex) It’s no good trying to persuade me.
    (私のことを説得しようとしても無駄だよ。)
  • There is no point in + 動詞ing
    :…しても無駄
    ex) There’s no point in having a car if you never use it.
    (使わないのなら、車を持つのは無駄だ。)
  • The point of + 動詞ing
    :…することの要点は〇〇
    ex) What is the point of having a car if you never use it ?
    (使わないのに、車を持つことの意味は何?)
  • It is not worth + 動詞ing
    :…することは無駄
    ex) It’s not worth taking a taxi.
    (タクシーに乗ることは無駄だ。)
  • It is worth + 動詞ing
    :…することには価値がある
    ex) What was the film like ? Was it worth seeing ?
    (どんな感じの映画?見る価値ある?)
  • have 〇〇 動詞ing
    :…することに〇〇がある
    ex) People sometimes have problems reading my writing.
    (時々、私の書いた字を読むことに苦戦する人がいる。)
    ※〇〇に当てはまる単語は、
    trouble / difficulty / a problem などです。
  • spend time + 動詞ing
    :…して過ごす
    ex) He spent hours reading a book.
    (彼は本を読んで時間を潰した。)
  • waste time + 動詞ing
    :…して時間を無駄にする
    ex) I waste a lot of time doing nothing.
    (何もしないで、多くの時間を無駄にした。)
  • busy + 動詞ing
    :…するのに忙しい
    ex) He was too busy doing housework.
    (彼は家事で忙しくしている。)

これらの慣用表現を、使いながら会話が出来るようになると、
中級者レベルから、上級者レベルの英会話が出来るようになると思います。

慣用表現ではないけれど…

「go + 動詞ing(…しに行く)」は、馴染みがあるとは思いますが、
「go」の後に続く「動詞ing」も確認してみましょう。

sailing / camping / swimming / surfing / hiking / fishing
scuba diving / sightseeing / skiing / jogging / shopping

主に、スポーツなどのアクティビティが、
「go」のあとには続き、それぞれ、「動詞ing」の形になります。

見たことが無かった慣用表現などがあれば、
会話の中で使えるように、練習してみると良いのではないでしょうか。

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる慣用表現の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

It’s a waste of time considering the future.
(将来のことなんて考えても時間の無駄だよ。)

Are you serious ? Why do you think so?
(本気で言ってる?なんでそう思うの?)

Because I‘m busy doing what I have to do everyday.
(だって、毎日すべきことをするので忙しいから。)

Why don’t you spend some time thinking about it?
I think it’s worth doing.
(将来について考える時間を作ったら良いんじゃない?
考えることは価値があることだと思うよ。)

Well, I have difficulty finding some free time.
(まぁ、暇な時間を見つけるのが難しいかな。)

How about thinking now instead of using your phone ?
(今、スマホを使う代わりに考えてみたら?)

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Q. この記事の要点は?

A. 「動詞ing」が後ろに続く慣用表現を確認しました。

慣用表現こそ、使えるようにしたい表現だと思います。
咄嗟の時に使えるよう、英会話などで、練習を繰り返してみましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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