喪失感を感じると、何もかもやる気が無くなりますよね。
そんな喪失感を感じたのがこの週。
どうやって回復しようか考えた結果、たどり着いた答えがあります。
そもそも、なぜ喪失感を感じるのか考えてみる。
「あぁ、もう、何もかも無くなってしまった。」
そんな感情だったり、「自分の努力の矛先が無くなってしまった。」
といった感じの、燃え尽き症候群的な感情を抱いてしまうと、
回復までに、相当の時間が掛かってしまうことを体験している。
そんな、メンタルが失墜して、浮上のキッカケが全く無い状況で、
なぜ、「喪失感」を抱いてしまうのかを考えてみた。
それはきっと、
「何かを得ている」
と錯覚しているからなのだろう。
「他者との関係」然り、「自分が価値があると思っているもの」然り。
何らかのものから、何かを受け取っていて、
自分は、価値のある何かを得ている。
そんな感情を抱いているからこそ、
それが無くなった時に、喪失感を抱くのだろうと。
当たり前のことかもしれないけれど、
何かを得ていることで、安らぎだったり、癒やしを得ていると思っている場合には、
この喪失感は、メンタルにとって、かなりの痛手になる。
喪失感を抱かないようにするために、そもそも、「期待をするな。」
ということも、一理あるのかもしれない。
ただ、人間、何かにすがりたくなる時もある。
そもそも、それくらい落ち込んでしまった時、すがるものすらなければ、
ただ、落ちていくことを感じるだけ。
ということも、かなり大変。
確かに、期待をしたって、意味なんてないし、
他者が何かを与えてくれるわけでもない。
自分で自分の機嫌を取るしか無いのだけれど、
そのキッカケは、どこにあるのだろうか。
そんな時に、やっぱり大事だったことは、
「時間」
でした。
「時間」は、皆、等しく失うもの。
「喪失感」
を考えるなら、一緒に、失われた「時間」を考えよう。
その「時間」の中で、良い経験があったなら、
それを未来に活かせば良い。
「失われた時間」の中に、自分にとって、良い経験が無ければ、
その時は、自分が変わらないといけない時だという知らせ。
そんな風に、「時間」を考えよう。
人間の寿命は、日本だと約80年と言われるけれど、
いつ・何が起こるか。なんて、全くわからない。
明日、ふとした拍子に、この世から居なくなる可能性もある。
そう考えると、自分の「限りある時間」は、
自分にとって、「有効」に使わないともったいない。
他者のために生きるのでもなく、
失われたものを求めるために時間を使うのでもない。
まだ、自分が経験していないことを経験するために
「時間」を使う。
どんな経験を積み重ねたいかは、取捨選択する。
そんな考えを念頭においておかないといけないと思う。
人生とは、「喪失」の連続なのだ。
何かを得ていることで、成長だったり、名誉だったり、
色々なものを感じることが出来るかもしれないけれど、
その、「色々なもの」は、同時に、「失っているもの」を見えなくさせる。
結局の所、
「何を失っても大丈夫なのか」
ということを、よく考えておかないと、後悔するということ。
喪失感は、特別な感情なんかではない。
もし、「喪失感」を感じたならば、
きっと、自分の時間も「失われている」ということを、
忘れているときなのだ。
「時間」の貴重さを思い出したならば、
その時は、改めて、自分の人生と向き合えば良いじゃないか。
これから先に何を成したいか。
自分が一番重要だと思うことは何か。
そんな、自分の価値観を見直してみよう。
まとめ:「時間」を使って何かを「得る」には
記録を残すことが、結局は、大事なのだと思う。
というより、記録として、残せるものが大事なのだろう。
あるいは、記録を残すことが大事。
記憶とは恣意的なもので、いちいち、すべてのことを記憶することは出来ない。
2022年も終わりに近づき、どの程度、一年の内容を覚えているかと言うと、
そんなに覚えている訳では無いだろう。
つまりところ、何もしなければ、
「時間とともに失われる」訳なのだけれど、
「時間とともに、何かを得る」ためには、自分なりの記録を残すことが大事。
記録として残しておけば、後から正確に振り返れるし、
何より、自分の足跡を見返すことが出来る。
自分の過去を振り返って、今を見てみた時に、
何かが残っていると、その残っているものを見て、
これから「〇〇をしよう」なんていうように、励みになる。
なにより、まだ現状に改善の余地がある。
と、そんな風に、現状を再認識出来る。
ここまで来ると、とうとう、「喪失感」は消え去っている。
メンタルが改善するには、長い道のりかもしれないけれど、
「喪失感」とは、人生における落とし穴なのだ。
一旦落ちたら、這い上がるしかない。
現状を以下に再認識して、捉え直すのか。
現状のどんな部分に、課題、あるいは、改善点を見出すのか。
「喪失感」からは、こういったことを学べるのだろう。
自分自身で、何かを変えていく。
結局の所、このマインドセットが一番大事。
一年も終わりに差し掛かり、新年になってしまう絶望感?
があったとしても、自分で自分を変えていく。
その心構えがあったら、一年の切り替わりを待たずして、
自分を変えることも出来るだろう。
どんな心情で、新年を迎えたいか。
いまいち、まだピンと来ないけれど、
記録を取り続けること。毎日を誠実に生きること。
こういったことは、大切なことなのだと思う。
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