その副詞の位置、大丈夫? 英語文法解説 中級編 part 110

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第110回:英文中での副詞の位置に気をつけましょう。

ある副詞は、文中の意外な場所で使われることもあります。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

副詞の位置のまとめ画像

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Q. どんな副詞が、どんな場所で使われるの?

A. always / also / probably
といった副詞が、文の真ん中で使われます。

副詞の位置は、「どんな文なのか」によっても変化するので、
細かく内容を見てみましょう。

1文の中に動詞が1つのとき

  • 1文の中に動詞が1つの時は、動詞の前で副詞が使われる。
    ex) She always drives to work.
    (彼女はいつも、職場まで運転する。)
  • 注意点
    ①「have to」が使われている時は、「have to」の前で副詞を使う。
    ②「be動詞」がある時は、「be動詞」の後で副詞を使う。

1文の中に、動詞が複数ある時は…

  • 動詞が複数、つまり、助動詞(can / will など)がある時は、
    助動詞の後で副詞を使います。

    ex) He doesn’t often eat meat.
    (彼はめったに肉を食べない。)
  • 注意点
    「probably」という副詞は、否定文だと「not」の前で使われます。
    ex) I probably won’t see you. / I will probably not see you.
    (私はあなたに会わないでしょう。)
  • ※補足
    「all」や「both」といった言葉も、これらの副詞と同じ位置で使われます。

例文と合わせて、副詞の位置に注目してみましょう。

---

 

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • We soon found the solution to the problem.
    (私達はすぐに問題の解決法が分かった。)
  • I never have enough time. I am always busy.
    (私には十分な時間が全く無い。いつも忙しい。)
  • I don’t usually have to work on Saturdays.
    (私は普段、土曜日は働かない。)
  • We were all staying at the same hotel.
    (私達は皆、同じホテルに滞在した。)
  • I have never worked in a factory.
    (私は工場で働いたことが一度もない。)
  • If we hadn’t taken the same train, we would never have met each other.
    (もし同じ電車に乗らなかったら、決して出会うことは無かった。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

※第109回の続きのお話。

イラストで分かる副詞の位置

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

What do you mean whether the brick is broken or not?
(レンガが壊れているか壊れていないかって、どういうこと?)

I mean, can you really trust that article’s data?
(つまり、その記事の情報を本当に信用出来るの?)

I think I can because this writer really collects a lot of data.
(出来ると思うよ。だって、本当に多くの情報を集めているもの。)

Quantity is not the matter. Can you really trust the source of this data?
(量はどうでもいい。その情報源は信頼できるの?)

Well, I’ve never thought about such a thing.
(えっと、そんなことは考えたことも無かった。)

I advise you should be careful about what you believe.
Think carefully all the time.
(何を信じるかに関しては、注意したほうが良いよ。
常に注意深く考えるべき。)

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Q. この記事の要点は?

A. 文中での副詞の位置を確認しました。

文のどんな位置で副詞を使うのか。
実際に会話等で使う時に、スムーズに使えるよう練習を繰り返しましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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