第110回:英文中での副詞の位置に気をつけましょう。
ある副詞は、文中の意外な場所で使われることもあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. どんな副詞が、どんな場所で使われるの?
A. always / also / probably
といった副詞が、文の真ん中で使われます。
副詞の位置は、「どんな文なのか」によっても変化するので、
細かく内容を見てみましょう。
1文の中に動詞が1つのとき
- 1文の中に動詞が1つの時は、動詞の前で副詞が使われる。
ex) She always drives to work.
(彼女はいつも、職場まで運転する。) - 注意点
①「have to」が使われている時は、「have to」の前で副詞を使う。
②「be動詞」がある時は、「be動詞」の後で副詞を使う。
1文の中に、動詞が複数ある時は…
- 動詞が複数、つまり、助動詞(can / will など)がある時は、
助動詞の後で副詞を使います。
ex) He doesn’t often eat meat.
(彼はめったに肉を食べない。) - 注意点
「probably」という副詞は、否定文だと「not」の前で使われます。
ex) I probably won’t see you. / I will probably not see you.
(私はあなたに会わないでしょう。) - ※補足
「all」や「both」といった言葉も、これらの副詞と同じ位置で使われます。
例文と合わせて、副詞の位置に注目してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- We soon found the solution to the problem.
(私達はすぐに問題の解決法が分かった。) - I never have enough time. I am always busy.
(私には十分な時間が全く無い。いつも忙しい。) - I don’t usually have to work on Saturdays.
(私は普段、土曜日は働かない。) - We were all staying at the same hotel.
(私達は皆、同じホテルに滞在した。) - I have never worked in a factory.
(私は工場で働いたことが一度もない。) - If we hadn’t taken the same train, we would never have met each other.
(もし同じ電車に乗らなかったら、決して出会うことは無かった。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
※第109回の続きのお話。
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補足:イラストの日本語訳
What do you mean whether the brick is broken or not?
(レンガが壊れているか壊れていないかって、どういうこと?)
I mean, can you really trust that article’s data?
(つまり、その記事の情報を本当に信用出来るの?)
I think I can because this writer really collects a lot of data.
(出来ると思うよ。だって、本当に多くの情報を集めているもの。)
Quantity is not the matter. Can you really trust the source of this data?
(量はどうでもいい。その情報源は信頼できるの?)
Well, I’ve never thought about such a thing.
(えっと、そんなことは考えたことも無かった。)
I advise you should be careful about what you believe.
Think carefully all the time.
(何を信じるかに関しては、注意したほうが良いよ。
常に注意深く考えるべき。)
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Q. この記事の要点は?
A. 文中での副詞の位置を確認しました。
文のどんな位置で副詞を使うのか。
実際に会話等で使う時に、スムーズに使えるよう練習を繰り返しましょう。
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文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「still / yet / already」といった言葉の使い方
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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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