前置詞を使った表現 英語文法解説 中級編 part 124

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第124回:前置詞を使って表せる細かい表現

前置詞を活用すると、
どんな表現を作れるのかを見てみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

前置詞を使った表現のまとめ画像

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Q. 前置詞を活用すると、どんなことが表せるんだっけ?

A. 「どこにいるのか」といった、
場所を特定することが出来ます。

今回の記事では、初級編107回では書いていなかった表現を中心に
確認を進めていきます。基本的な表現を確認したい場合は、
初級編107回も合わせて見てみてください。

「in」を使った表現

  • in a line / in a row / in a queue:列にいる
  • in bed:布団にいる
  • in the country:田舎にいる
  • in an office:オフィスにいる

建物や場所だけでなく、「列の中にいる」といった、具体的に、
どういったところにいるのかを表すことも出来ます。

「at」を使った表現

  • at the top (of):一番上に
    at the bottom (of):一番下に
    at the end (of):一番最後に

「〇〇に」をより具体的に表す表現です。

「on」を使った表現

  • on the left / on the right:左に・右に
  • on a map:地図上に
  • on a menu:メニューに
  • on a list:リスト上に
  • on a farm:牧場で

メニューやリスト、地図などの上に書かれている
という意味合いでも、「on」が活用されます。

「in / at / on」を使い分けると意味が変わる表現

  • in the front / in the back:車などの座席の前/後ろ
  • at the front / at the back:建物や集団の前/後ろ(イギリス英語)
    ※アメリカ英語の場合は、「in」で表す
  • on the front / on the back:紙などの前/後ろ
  • in the corner:部屋などの角に
    at / on the corner:曲がり角で

これらのように、前置詞が異なるだけで、
意味が変わってしまう表現もあります。

例文も合わせて確認しながら、意味の違いを見てみましょう。

---

 

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • What is the tallest building in the world?
    (世界で一番高い建物は何ですか?)
  • He usually buys a newspaper on the way to work in the morning.
    (彼は普段、朝仕事に行く途中で新聞を買う。)
  • I couldn’t hear the teacher.
    She spoke quietly and I was sitting at the back of the class.
    (先生の声が聞き取れなかった。
    彼女は小声で話していて、自分はクラスの後ろに座っていたのだ。)
  • Is your sister in this photograph? I don’t recognize her.
    (この写真のなかにあなたの姉妹がいるの?どこにいるか分からない。)
  • At the end of the street, there is a path leading to the river.
    (通りの突き当りに、川へと繋がる小道がある。)
  • There was a list of names, but my name wasn’t on the list.
    (名前のリストがあったが、自分の名前はリストに無かった。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる前置詞の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I went to a famous noodle restaurant
which was introduced by the TV program yesterday.
(昨日、テレビで紹介されていた
有名なラーメン屋に行ったんだ。)

Oh, really? What’s the name of that restaurant?
(ホントに?そのラーメン屋の名前って何?)

It’s 〇〇. You can find it on the google map.
Besides, there is a long line in front of that restaurant.
(〇〇って言うんだ。グーグルマップ見れば分かるよ。
それに、店の前には、長い列もできてるし。)

I hope I won’t get lost on the way to the restaurant.
(ラーメン屋に行く途中で迷わないことを願うよ。)

I’ve got lost. Where should I go?
(迷った。どこに向かえば良いの?)

Really? What can you see around you?
(ホントに?周りに何が見える?)

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Q. この記事の要点は?

A. 前置詞の使い分けと、表現を確認しました。

前置詞が異なると、意味も異なる場合があるので、
表現に応じて、適切に使い分けることが出来るようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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