第12回:「be to + 動詞の原形」と「be about to + 動詞の原形」
これらの表現は、どんな時に使われるのかを確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!
Q. 「be to + 動詞の原形」の形は、どんな時に使われますか?
A. 将来に起こる予定や計画を表すときに使われます。
「be to + 動詞の原形」という形は、予定されていることが実現される可能性が高いという確信や自信を示すために使われます。
例えば、「The meeting is to be held at 2 pm」と言うと、「会議は2時に開催される予定です」という意味になります。また、「I am to meet my friend at the station tomorrow」と言うと、「明日駅で友達に会う予定です」という意味になります。
この形は、時間的な制約がある予定や、正式なスケジュールや計画がある場合に特によく使われます。ただし、不確定な予定や、計画がまだ確定していない場合にはあまり使われません。また、口語的な表現にはあまり適していません。
「be to + 動詞の原形」の形を、if節内で使うとどんな意味になる?
「be to + 動詞の原形」の形は、通常、計画や予定されたことを表します。そのため、if節内で使うと、「もし今後、計画や予定が実行された場合、今何をすべきなのか」ということを表すことが出来ます。
- If the human race is to survive, we must look at environmental problems now.
(もし人類が生き延びるなら、今、環境問題に取り組まないといけない。)
「be about to + 動詞の原形」の形は、何を表す?
A. その行為がまさに起ころうとしていることを表します。
「be about to + 動詞の原形」の形は、何かがすぐに起こる、もしくは何かをする予定があるが、まだ始まっていない状態を表します。
例えば、以下のような文があります。
- I am about to leave for work. (私は今、仕事に向かうところです。)
この文では、話者が家を出る直前であることを表しています。また、以下のような文でも「be about to + 動詞の原形」の形が使われます。
- He is about to give a presentation. (彼は今、プレゼンテーションをするところです。)
この文では、彼がすぐにプレゼンテーションを始めることを表しています。
「be about to + 動詞の原形」は、未来の状態を表す表現としても使われます。例えば、
- The movie is about to start. (映画がもうすぐ始まる。)
この文では、映画がまもなく始まるという未来の状態を表しています。
[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。
Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?
A. 今回の文法を活用した会話文を見てみましょう。
What time is your flight to London?
(ロンドン行きの飛行機は何時に出発するの?)
My flight is about to leave in an hour. I need to hurry up and finish packing my bags.
(あと1時間で出発するところ。荷物の詰め直しを急いで終わらせないと。)
Do you have everything you need?
(忘れ物はない?)
Yes, I do. I made a checklist and double-checked everything. I am to arrive in London early tomorrow morning.
(大丈夫。チェックリストを作ったし、2回確認したから。明日の早朝にはロンドンに着いてるんだなぁ。)
[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!
Q. この記事の要点は?
A. be to + 動詞の原形・be about to + 動詞の原形
について内容を確認しました。
「be to + 動詞の原形」の使い方 「be to + 動詞の原形」は、予定や計画、義務などがあらかじめ決まっていることを表現するのに使われます。主にニュースや公式な文書、書面での取引の場面で使用されます。具体的には以下のような場合に使われます。
- 予定されているイベントやアポイントメントを表現する場合
例: The meeting is to start at 10 a.m.
(会議は10時に始まる予定です。) - 意思決定の結果として何が行われるかを表現する場合
例: The government is to raise taxes next year.
(政府は来年税金を引き上げる予定です。) - ある期日までに何が完了しなければならないかを表現する場合
例: The report is to be submitted by Friday.
(レポートは金曜日までに提出される予定です。)
「be about to + 動詞の原形」の使い方 「be about to + 動詞の原形」は、現在起こりそうな、あるいは即座に起こる行為を表現するのに使われます。この表現は、話し言葉や日常会話の場面でよく使われます。以下のような場合に使われます。
- 即座に起こりそうな行動や出来事を表現する場合
例: I’m about to leave the office.
(オフィスを出るところです。) - 今からまもなく行う予定のある行動を表現する場合
例: I am about to start cooking dinner.
(今から夕食の準備を始めます。)
注意点
「be to + 動詞の原形」と「be about to + 動詞の原形」は、共に未来を表現するための表現であり、文脈によって使い分けが必要です。一般的に、より形式的な場面では「be to + 動詞の原形」が使われ、より日常的な会話の場面では「be about to + 動詞の原形」が使われます。また、「be to + 動詞の原形」は、より確定的な予定や計画を表現するのに適しています。例えば、公式なスケジュールや契約書の中で使われることがあります。一方、「be about to + 動詞の原形」は、より緊急かつ即座に行われる行動を表現するのに適しています。また、前もって計画を立てていなかったが、今何かをする予定がある場合にも使われます。
英会話を始めてみたいけれど、どのサービスが良いか分からない…
そんな方は、まず、この記事で3つのサービスを比べてみてはいかがでしょうか?
英語力を効率良く伸ばすことができるサービス3選です。
次回の文法解説は?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
コメント