第39回:that 節とshould の関係
時と場合によって、should があったり、無かったり。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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should を使う時とは
今回は、that節とshould(仮定法)の関係について解説します。
- should + 動詞の原形を使ったthat節は、アドバイス、命令、提案、要望などを報告する際に使用されます。
例えば、They have proposed that Felix should move to their Munich office.(彼らはフェリックスがミュンヘンオフィスに移動するべきだと提案した。)We advised that the company should not raise its prices.(私たちは、その会社が価格を上げるべきではないと助言した。)
また、shouldの後には、be + 過去分詞形や形容詞が続く場合があります。 - フォーマルな文脈では、shouldを省略して動詞の原形を使うことができます。この形式は、that節で表現される状況をもたらすために使用されます。
例えば、They have proposed that Felix move to their Munich office.(彼らはフェリックスがミュンヘンオフィスに移動するよう提案した。)また、shouldの代わりに現在の仮定法を使用することもできます。 - advice, order, proposal, warning といった動詞に関連する名詞を用いた報告節の後に、shouldまたは仮定法を使用することができます。
例えば、The police issued an order that all weapons (should) be handed in immediately.(警察は全ての武器が直ちに引き渡されるよう命令した。)The weather forecast gave a warning that people (should) prepare for heavy snow.(天気予報は大雪に備えるよう警告した。) - be + 形容詞 + should/仮定法を使って、that節で状況について話すことができます。
例えば、It is inappropriate that he (should) receive the award again.(彼が再び賞を受賞するのは不適切だ。)
また、advisable, appalling, appropriate, (in)conceivable, crucial, essential, imperative, important, obligatory, (un)necessary, urgent, vitalといった形容詞も使用できます。 - 自分が報告することに対する自分の反応について話す際に、be + 形容詞 + shouldを使用することができます。
例えば、Tam concerned that she should think I stole the money(彼女が私がお金を盗んだと思うことが心配だ。)ただし、shouldを省略する場合は、通常の時制を使用します。 - shouldを使って、現在または将来の状況について話すことができます。
例えば、It’s not surprising that they should be seen together – they’re brothers.
もし、自分の意図や計画について話したい時には、should よりも、仮定法の表現が活用されます。
具体例
- Advice:
I suggested that she should study more for the exam. (less formal: I suggested that she study more for the exam.) - Command:
The teacher demanded that the students should hand in their assignments by Friday. (less formal: The teacher demanded that the students hand in their assignments by Friday.) - Warning:
The doctor gave a warning that the patient should avoid eating fatty foods. (less formal: The doctor warned the patient to avoid eating fatty foods.) - Adjective:
It is imperative that the government should take action to reduce carbon emissions. (less formal: It is imperative that the government takes action to reduce carbon emissions.) - Reaction:
She was disappointed that he should cancel their date at the last minute. (less formal: She was disappointed that he canceled their date at the last minute.) - Future possibility:
We believe it is important that she should learn how to code in order to have more career opportunities. (less formal: We believe it is important for her to learn how to code in order to have more career opportunities.)
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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?
A. 今回の文法を活用した会話文を見てみましょう。
Hey, have you heard about the new policy at work?
(ねえ、会社で新しい方針が出たって聞いた?。)
No, what is it?
(いや、何それ?)
The boss has proposed that everyone should work from home on Fridays.
(上司が金曜日は皆リモートワークにするって提案したんだ。)
That sounds great. I insist that we should have more flexible working hours.
(いいね。勤務時間も、もっと柔軟になるべきだよね。)
I agree. It’s important that the company should adapt to the changing needs of employees.
(その通りだね。会社が従業員のニーズに合わせて変わっていくことは重要だと思う。)
Exactly. I recommend that we should also have the option to work from different locations.
(まさにそうだね。私は異なる場所での勤務も選べるようにすべきだと勧めるよ。)
I think that’s a good suggestion. We should bring it up at the next meeting.
(それはいい提案だと思う。次のミーティングで話し合ってみよう。)
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Q. この記事の要点は?
A. should の使い方について確認してみました。
・助動詞shouldと動詞の原形を用いたthat節は、アドバイス、命令、提案、要望などを伝える際に使われる。
・フォーマルな文章では、shouldを省略し、動詞の原形の代わりに現在の仮定法を使用することができる。
・その他、名詞に関連する動詞の後にshouldや仮定法を使用することができる。
・形容詞の後にshouldを使用することができる。
・自分たちの反応を報告する際にshouldを使用することができる。
・現在または将来の状況を伝える際にshouldを使用することができる。ただし、意図や計画を伝える場合は仮定法を使用することができる。
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次回の文法解説は?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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