これまでの経験を基に、様々な茶園の紅茶の味をレビューします!
紅茶の美味しさを、主観ではありますが、分かりやすく
レーダーチャートでも表しているので、
レーダーチャートの総合点から、
飲んでみたいと思える、紅茶も見つかるかもしれません!
ぜひ、御覧ください!
味比べ第32回:今回飲んだ紅茶は、ダージリン、バダンタン茶園の夏摘み紅茶になります。まだ、飲んだことがない茶園の茶葉だったので、どんな味なのか気になるところでした。
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ダージリン:バダンタン茶園(夏摘み)のスコア
値段以外の評価値、
総合点20点満点中、18点!
旬物の茶葉ということもあり、やはり、高得点になりますね!品質が高いということが分かっているので、安心して美味しく飲めると思います。
バダンタン茶園は、ダージリンとはいえ、多少雰囲気が異なる感じがして、新鮮でした。
この紅茶の特徴は?
自分なりの評価基準と、
それぞれの特徴をまとめてみました。
味の特徴 (5点満点中、4.5点)
ダージリンの夏摘みといえば、やはり、ダージリンとしての主張がはっきりする感じが良い!と思って、バダンタン茶園の茶葉を味わうと、ダージリンの意外な側面を垣間見るような印象を持ちます!
一言で言い表すと、「優しさ」ですね。
ダージリンは、その主張の強さから、どちらかというとコレが正解!みたいな味の強さを感じるのだけれど、この茶葉は、「もう少し肩の力を抜いても良いんだよ?」みたいなことを囁いてくれるような印象です。そう。優しい感じ。
一般的なダージリン?は、ちょっと刺々しい感じもあるのだけれど、このバダンタン茶園は、かなり丸い印象で、柔らかく包み込んでくれるような味になっています。ストレートがかなりオススメ!むしろ、ストレートで良いと思います。
香りの特徴 (5点満点中、4.0点)
香りに関しては、ちょっと驚き。
ダージリンをイメージしていたら、そんなことなくて、なんとなく香ばしさが強めで、ダージリンの香りは控えめ。紅茶というより、烏龍茶っぽい香ばしさがあるような感じがしました。
ダージリンとしての主張の強さというより、ダージリンの優しさを感じることができる紅茶になっていると思います。それくらい、香りに関してはマイルドな印象です!
後味の特徴 (5点満点中、4.5点)
後味に関しては、ダージリンの夏摘みにしては、かなりスッキリとした紅茶でしょう。
飲んでいるときは、優しく包み込んでくれるような感じがあって、飲み終わったら、そっと背中を押してくれるような感じを味わうことができると思います。
かなり良い気分転換ができるような茶葉です。時間が経つのを忘れさせてくれる、そんな茶葉。飲み終わったときに、ホッとする後味になっています。
飲みやすさ (5点満点中、5.0点)
文句なく飲みやすい紅茶です。夏摘みの印象を想像していると、いい意味で裏切られると思います。
香ばしさがあり、丸い感じの優しさがあり、文字通り、リラックス効果を実感できそうな茶葉です。後味がスッキリしているので、かなり飲みやすいというのもありますが、ダージリンとしての主張が多少控えめなので、その点でも、飲みやすさを実感できると思います。
前回の記事、夏摘みのブレンド(ダージリンセカンドフラッシュプレミアム)を飲んだ後だと、余計に、ダージリンっぽくない!という印象が強く感じられました。
まとめ:バダンタン茶園のレビュー
今回は、ダージリン:バダンタン茶園の夏摘みのレビューでした。
ダージリンの夏摘みっぽさ(主張の強さ)を想像していたら、予想を裏切られて、ここまで優しい味わいのダージリンもあるのか。と、良い意味で世界観が広がったような感じがします。
やはり、茶園ごとに特徴があって、飲み比べていると、その違いを感じ取れて面白いですね!ダージリンの王道と言われるキャッスルトン茶園も飲みたかったのですが、今年は控えておこうかなぁ?なんて思う今日このごろ。
まだ、紅茶の福袋の中に入っていたブレンドティーやら、ルピシアグランマルシェで買ったフレーバーティーやらのレビューもまだなので、そろそろ、そっちも飲まなければ…
また、福袋の季節が来てしまう…。一年って早い。夏摘みを飲んでいるとそんなことを思ってしまう。いや、オータムナル(秋摘み)もそろそろじゃない?時の流れが早すぎて…。
味わいの違いで一年が過ぎ去っていくのを実感するのも、また一興といったところでしょうか。笑
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