第31回:「must」「mustn’t」「don’t need to」の3つの表現を使い分ける。
3つも表現があって大変に思えるけれど、
意味を見てみると全然違うので、
以外と楽に覚えることが出来たりします。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 今回の内容で、覚えなければいけないことって何?
A. 助動詞「must」の使い方を覚えることが大切です。
今回のテーマは、助動詞「must」の使い方になります。
助動詞ということで、言葉の並べ方は、「助動詞+動詞の原形」になります。
must + 動詞の原形
- must + 動詞の原形:「〜しなければならない」
「must」を使った時の意味は、「〜しなければならない」になります。
ニュアンスとしては、「〜する必要がある」といったところです。
日本語の訳だと、多少、強めの意味になっているかもしれませんが、
とりあえず、「must」は「義務」を表しています。
must not (mustn’t) + 動詞の原形
- must not (mustn’t) + 動詞の原形:「〜してはいけない」
「must」の後に「not」を使うと、「〜してはいけない」という意味になります。
英語のニュアンスとしても、「〜しない必要がある」とか、
「〜することは間違っている」といったものなので、
ニュアンス通りの意味となっていると思います。
つまり、「must not (mustn’t)」は、「禁止」を表します。
don’t need to + 動詞の原形 / don’t have to + 動詞の原形
- don’t need to + 動詞の原形 / don’t have to + 動詞の原形:「〜しなくてもいい」
「don’t need to + 動詞の原形」又は、「don’t have to + 動詞の原形」は、
どちらも同じ意味として使われます。「〜する必要がない」と訳しても大丈夫です。
この「don’t」を「didn’t」に変えると、昔のことを表すことが出来ます。
「〜する必要がなかった」という意味です。
現在形と過去形を使い分けているだけになります。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
You must see this new movie.
あなたは、新しい映画を見なければなりません。
You must clean this room.
あなたは、この部屋を掃除しなければいけません。
You mustn’t take pictures.
写真を撮ってはいけません。
I mustn’t be late for school.
学校に遅れてはいけない。
I don’t need to go out early in the morning today.
今日は、朝早くに家を出る必要はない。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
You must study hard.
勉強しなさい。
I’m going to study after eating this.
これを食べてから勉強しようと思ってるのに。
You mustn’t use your smartphone for a long time.
スマホを長い時間使ってはいけません。
I’m just searching for my homework.
宿題のことで検索してるだけなのに。
You don’t need to play a game so much time.
そんなに長い時間ゲームをする必要は無いと思う。
Leave me alone.
もう、一人にしてほしい。
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Q. この記事の要点は?
A. 助動詞「must」の意味と、
「must not」と
「don’t have to / don’t need to」の
使い分けでした。
- must + 動詞の原形:〜しなければならない
- must not (mustn’t) + 動詞の原形:〜してはいけない
- don’t have to / don’t need to + 動詞の原形:〜する必要はない
それぞれの意味を覚え、使い分け出来るようにしましょう。
「must」という助動詞の意味を確認しました。
文の作り方は、「will」「may」「can」と同じになります。「助動詞+動詞の原形」です。
※注意点
注意点は、
「must not (mustn’t)」→「〜してはいけない」と
「don’t need to / don’t have to」→「〜する必要はない」の意味の違いです。
これら2つの表現の意味をしっかりと区別して覚えるようにしましょう。
「must」以外の助動詞で不安な助動詞があれば、
しっかりと確認しておきましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「〜するのは良いことだと思う」ということを伝えるための表現。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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