これまでの経験を基に、様々な茶園の紅茶の味をレビューします!
紅茶の美味しさを、主観ではありますが、分かりやすく
レーダーチャートでも表しているので、
レーダーチャートの総合点から、
飲んでみたいと思える、紅茶も見つかるかもしれません!
ぜひ、御覧ください!
味くらべ第10回:今回も、ニルギリを飲みたいと思います。
今回は、サットン茶園で作られた茶葉になります。
ニルギリの旬の時期に買っていた茶葉になります。
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ニルギリ2022 サットン茶園 のスコア
値段以外の評価値、
総合点20点満点中、14.5点。
点数だけ見ると、パッとしないのですが、そうではなく、
全体としてのバランスが丁度良い紅茶でした。
どれか1つがずば抜けている!ということもなく、
どれをとっても、丁度良い。といったところです。
香りや味のバランスが丁度良いので、文字通り、
満たされる感じがあると思います。
この紅茶の特徴は?
自分なりの評価基準と、
それぞれの特徴をまとめてみました。
味の特徴
ニルギリを飲んでいるのですが、
どことなく、ダージリンのファーストフラッシュのような青さを感じると思います。
1杯目に淹れた紅茶が美味しい、そんな紅茶。
それこそ、ニルギリとダージリンのファーストフラッシュを
足して2で割った、そんな感じのお茶だと思いました。
2回目に抽出した、このニルギリは、全体的に薄くなる感じがするので、
1回目が一番美味しく飲めるような気がします。
香りの特徴
香りは、ニルギリの特徴が出ていると思います。
1回目に抽出したら、ニルギリの感じ。
2回目に抽出したら、ダージリンのファーストフラッシュの感じ。
をそれぞれ感じることが出来るように思います。
個人的には、1回目に抽出した香りのほうが好みです。
ただ、2回目に抽出した香りは、1回目とはかなり異なる印象を受けるので、
一度で二度おいしい、というか、
1回目と2回目の抽出で、別の紅茶を飲んでいる印象を受けます。
後味の特徴
後味に関しては、紅茶の味が残る感じがします。
後味の特徴は、ダージリンのファーストフラッシュと似ているかなぁと。
茶葉の青さというか、若さが際立っているような感覚です。
ニルギリの感じも、もちろん残っているので、
ニルギリと、ダージリンのファーストフラッシュの間を
行ったり来たりしているような感覚がします。
後味が残る感じがするので、
飲んでスッキリする感じはないかもしれません。
味の濃いスイーツと合わせておくと、丁度良いバランスだと思います。
飲みやすさ
多少、茶葉の若さ、というか、青さを感じるので、
人を選ぶ感じがしますが、飲みにくいとまではいかないかなぁ。と思います。
1回目に抽出した紅茶と、2回目に抽出した紅茶とでは、
多少、飲みやすさも異なる感じがするので、
茶葉の青さが苦手な人は、2回目に抽出したお茶は飲みにくいと感じるかもしれません。
青さ、というか、多少の苦味が含まれている感じがあるので、
甘いものと合わせると、スッキリ飲めるかもしれません。
もしくは、2回目に抽出したお茶は、レモンティーにしても良さそうです。
※補足 サットン茶園について
サットン茶園とは…
ニルギリ クーヌール地方の名茶園です。
標高1,826メートルの高地に570ヘクタールにわたって広がる茶園です。
西ガーツ山脈のなかでも、もっとも風光明媚な場所で、
日々発生する霧が育む良質な茶葉と、
全体の90%以上を占める伝統的なオーソドックス製法による製茶によって
ニルギリの個性をしっかりと湛える良質な紅茶を生み出す茶園です。
レインフォレスト・アライアンスの認定のもと、
持続可能な農業にも取り組んでいます。
参考:http://www.teapond.jp/worldtea/1332.html
(ニルギリ、サットン茶園について)
まとめ:ニルギリ(サットン茶園)2022の感想
1回目に抽出したら、若いニルギリ。
2回目に抽出したら、ダージリンのファーストフラッシュに近くなる、
そんな違いを楽しめる紅茶だと思いました。
余談ですが、紅茶には色々な効能があるようです。
特に、紅茶にはカフェインも含まれているので、
カフェインの脂肪燃焼作用により、ダイエットの効果も期待出来るとのこと。
もちろん、それなりの運動は必要だとは思いますが。
おやつと一緒にストレートの紅茶を飲むということは、
かなり理にかなっているようですね!
(参考:http://www.seasontea.jp/effect_of_tea/kocha_no_kounou.html)
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