これまでの経験を基に、様々な茶園の紅茶の味をレビューします!
紅茶の美味しさを、主観ではありますが、分かりやすく
レーダーチャートでも表しているので、
レーダーチャートの総合点から、
飲んでみたいと思える、紅茶も見つかるかもしれません!
ぜひ、御覧ください!
味比べ第17回:今回、紹介する茶葉は、
ダージリンの、ナムリンアッパー茶園で摘まれた茶葉です。
ルピシアで購入した、2022年の夏摘みの紅茶になります。
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ダージリン、ナムリンアッパー茶園のスコア
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値段以外の評価値、
総合点20点満点中、18点!
店員さんに、「今年の夏摘みは、しっかりとした味が出ています。」
と言われた通り、前回飲んだサングマ茶園(2021)より、
ダージリンのしっかりとした味わいを楽しめる茶葉でした。
この紅茶の特徴は?
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自分なりの評価基準と、
それぞれの特徴をまとめてみました。
味の特徴
ダージリンのしっかりとした味わいを楽しむことが出来る茶葉です。
これは、ストレートで飲むしかない!と思えるほど、
芯のある味わいが、美味しいと思えます。
味がしっかりとしている、けれど、そこまで味が濃いわけでもないので、
純粋に、味わいを楽しめる茶葉でした。
香りの特徴
前回飲んだ、サングマ茶園(2021)は、若干、ファーストフラッシュ寄りの
香りで、若々しい感じもありましたが、
今回の、ナムリンアッパー茶園(2022)は、ファーストフラッシュの余韻など
感じさせないほどに、ダージリンの豊かな香りが広がります。
前回と今回で、香りの印象が全く異なっていたので、かなり驚きました。
ダージリンの夏摘みが、今年は良かったことが伺える、
香りだけでも、美味しいことが分かる茶葉です。
後味の特徴
香りや、味がしっかりとしているのですが、
後味に関しても、そこまで後を引かない、程よい後味になっていると思います。
ダージリンの風味や余韻が適度に残る感じが、
紅茶を飲んだ後の、リラックス効果を演出しています。
後味も程よく、スッキリとしているので、
特に、甘いお菓子を食べた後に飲んでも、美味しいのではないでしょうか。
アフタヌーンティーに最適な茶葉にも思えます。
飲みやすさ
全体を通して、飲みやすい紅茶だと思います。
バランスが取れていて、まさに王道の茶葉であることが感じられます。
ダージリン好きだったら、一度は飲んでみてもらいたいくらい、
美味しく、飲みやすい茶葉だと思います。
ストレートで飲むのが、一番良いように思えるので、
一旦は、ストレートで飲んでみて欲しいです。
まとめ:ダージリン.ナムリンアッパー茶園の感想
ダージリンの味がしっかりとしていて、
かなり美味しい茶葉でした。
収穫する年によっても、味に違いが出ていることを考えると、
同じ茶園での違いを探してみても面白いように思えます。
紅茶として、全体的にバランスが取れている茶葉だと思うので、
美味しいダージリンを飲んでみたいという方にもオススメ出来る
茶葉になっていると思います。
※ナムリンアッパー茶園について
ダージリンタウンから車で1時間ほど、ティースタバレーエリアに位置し、
ピクニックや観光地としても多くの人が訪れる風光明媚な場所にある茶園です。
1860年創業で、1973年より現在のオーナーにより運営されています。
敷地内には小川が流れ、原生林に囲まれる形で整地された448ヘクタールの茶畑は、
550m〜1,800mに渡る標高差があり、Poomong、Namring、Jinghlam
と呼ばれる3つの谷に広がっています。
なかでも標高1,700mを超える茶畑は「アッパー」と呼ばれ、
この区画で収穫された茶葉を使った銘柄は、ロットナンバーもEXが付与されます。
茶園名は「日当たりの良い場所」を意味するレプチャ語に由来します。
参考記事:http://www.teapond.jp/worldtea/1170.html
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