これまでの経験を基に、様々な茶園の紅茶の味をレビューします!
紅茶の美味しさを、主観ではありますが、分かりやすく
レーダーチャートでも表しているので、
レーダーチャートの総合点から、
飲んでみたいと思える、紅茶も見つかるかもしれません!
ぜひ、御覧ください!
味比べ第28回:今回飲んだ紅茶は、
ダージリンのファーストフラッシュ(春摘)、
ギダパハール茶園の最高級茶葉です!
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ダージリン(春摘)ギダパハール茶園のスコア
値段以外の評価値、
総合点20点満点中、18.5点!
前回も、ファーストフラッシュを飲んでいたせいか、ちょっと厳しめ?のスコアになってしまったように思えますが、今回の茶葉は、最高級品質になってます。安い紅茶を飲んだ後に、この茶葉を飲むと、きっと、「美味すぎて、ヤバっ」となると思います。
この紅茶の特徴は?
自分なりの評価基準と、
それぞれの特徴をまとめてみました。
味の特徴
今回飲んだ、キダパハール茶園のファーストフラッシュは、ダージリンの主張も控えめで、柔らかい感じがするのだけれど、ちゃんと、インパクトがある茶葉だと思います。
最初に口にした瞬間は、味のインパクトがあるのだけれど、その後、余韻だけを残して、フワっと消えていく感じです。
ファーストフラッシュ(春摘)らしく、ほんのりとダージリンの風味を感じることの出来る茶葉で、癖がなく、砂糖も加える必要がない紅茶だと思います。無糖派の方には是非飲んでもらいたい茶葉です!
香りの特徴
香りの印象としては、ダージリンのファーストフラッシュ(春摘)らしく、若葉の感じはありますが、そこまで、香りが強いというわけでもありません。
ほのかに香る感じで、イメージとしては、「5月初めの頃の山の中」といったところでしょうか。まだ、緑の感覚が出始めたタイミングで、そこまで香りが強くなく、かすかに、新緑を感じさせるような感じの茶葉です。
全体的に、柔らかい印象の茶葉になっているように感じます。
後味の特徴
後味に関しては、かなりスッキリとした味わいになっています。
味が残るような印象もなく、くどくない。
全体的に丸い印象、尖った部分がなく、バランスが取れている感じがする茶葉なので、かなりスッキリとしていて、余韻まで爽やかな紅茶です。
味が薄めのお菓子と合わせないと、お菓子の味に負けてしまいそうになるくらい、柔らかく、爽やかな印象です。
飲みやすさ
間違いなく、飲みやすい紅茶です。
最高級ということもあり、これに関しては、間違いありません。
ただ、ダージリンの主張があるかというと、ちょっと微妙。
確かに、芯があることは分かるけれど、雰囲気で漂うくらい。
クラスのヒエラルキーに属さない一匹狼みたいな感じ。
近づこうとすると、遠ざかっていくような、そんな感覚。
ダージリンには珍しく?、かなりバランスが整った印象の紅茶です。
まとめ
ダージリンのファーストフラッシュ、キダパハール茶園の茶葉を飲みました!
最高級品質ということもあり、どんな感じかと思っていたら、ビックリ。かなりバランスが整った茶葉でした!
ダージリンというと、味が強い茶葉、香りが強い茶葉など、どこか一つのパラメーターが飛び抜けている印象があるのですが、今回の茶葉は、すべてのバランスが整っていたように思えます。
バランスが整っている弊害としては、ちょっと物足りなさを感じるくらい。ただ、ファーストフラッシュとしての爽やかさだったり、飲みやすさはちゃんとあり、紅茶だけでも十分美味しく、リラックスした時間を過ごすには、十分な紅茶だと思います。
ここらへんの印象に関しては、高級な茶葉を飲み続けているが故の弊害なのかもしれません。前回飲んでいた茶葉も、1gで100円だったし。(=100g10000円。牛肉にしてみたら、とんでもない高級肉!)そんな、高級な紅茶ばっかり飲んでいたら、それは、感覚もズレてはくるかもしれませんね。
まぁ、美味しい紅茶を飲む時間が、自分にとっては贅沢な時間で、落ち着けるひとときだから、このくらいの贅沢は許してあげたい!
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