これまでの経験を基に、様々な茶園の紅茶の味をレビューします!
紅茶の美味しさを、主観ではありますが、分かりやすく
レーダーチャートでも表しているので、
レーダーチャートの総合点から、
飲んでみたいと思える、紅茶も見つかるかもしれません!
ぜひ、御覧ください!
味比べ第29回:今回飲んだ紅茶は、
2022年のサングマ茶園、ファーストフラッシュです。
ルピシアお茶の福袋に入っていた紅茶で、
40gで2800円の茶葉になります。
品質も値段も高い茶葉が、福袋に入っているので、
このあたりが福袋の楽しみでもあります。
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サングマ茶園(2022)ファーストフラッシュのスコア
値段以外の評価値、
総合点20点満点中、17点!
そういえば、サングマ茶園の茶葉は、随分前に夏摘み(セカンドフラッシュ)を飲んでいたけれど、サングマ茶園の茶葉は、香ばしい香りが特徴的かもしれません。今回のファーストフラッシュを飲んで、そのことを実感しました。
この紅茶の特徴は?
自分なりの評価基準と、
それぞれの特徴をまとめてみました。
味の特徴
ファーストフラッシュといえば、茶葉の新緑の雰囲気があったりとか、みずみずしい感じがあったりとか。そんなイメージなのですが、去年の茶葉だからか、すごくアッサリとした印象を受けました。
前回、ギダパハール茶園の最高級品質を飲んだからかな?それとも、旬の茶葉だったからか。一年前の茶葉は、なんとなくインパクトに欠けるような感じはしました。美味しいんだけれどね。
ファーストフラッシュの新鮮さを感じるなら、やはり、福袋で一年前の茶葉を飲むより、その年に摘まれた茶葉を飲むのが一番美味しいんだなぁ。ということを改めて実感しました。
香りの特徴
味のインパクトは欠けるものの、香りには特徴があり、ちゃんと、いい香りを楽しめるように思えます。
ファーストフラッシュに関しては、全体的に、若い新芽のような、5月の新緑のような香りが特徴的に思えるのですが、サングマ茶園に関しては、どちらかと言うと、「香ばしさ」がある感じがします。
サングマ茶園自体の特徴なのかもしれませんが、「香り」に関しては、一年前の茶葉だろうと、しっかりとしたインパクトを感じました。
後味の特徴
ファーストフラッシュなので、当然のことながら、後味はスッキリしています。ただ、ダージリンらしさがある茶葉ではあるので、多少、後を引く余韻があるように感じます。
気分的には、アフタヌーンティー。味の強めなお菓子と食べても大丈夫なファーストフラッシュと言った所です。
ファーストフラッシュは、味が控えめなので、味の濃いお菓子を食べた後に飲むと、紅茶の風味が感じられないこともあるのですが、このファーストフラッシュに関しては、多少、甘いお菓子の後でも、十分、紅茶の後味も楽しめるように思えます。
飲みやすさ
今年は、随分ファーストフラッシュを飲んだように思えるのですが、総じて言えることは、ダージリンのファーストフラッシュは、飲みやすい。ということです。
「味が薄め」ということも一因なのかもしれませんが、砂糖を入れずにストレートでも、お好みで多少砂糖を加えても、スッキリとした味わいを楽しむことが出来ると思います。
ものすごくお手軽に飲むとしたら、午後の紅茶・無糖が近い風味かもしれませんが、香りの点・後味として感じることの出来る風味の点において、やはり格が違うなぁ。といった感じがします。
まとめ
ダージリン・ファーストフラッシュ。サングマ茶園の茶葉のレビューでした。今年のファーストフラッシュのレビューは、ここまでになるかと思います。旬もだいぶ過ぎ去ったので。
最高級品質ばっかり飲んでると、市販のお茶の安っぽさを実感してしまうのが悪いところ。冷静に考えて、毎日100g、一万円の牛肉を食べてる人なんて、ほとんどいないからね!笑。このあたりの感覚が狂ってきてしまっているのが何とも言えませんが。とはいえ、好きなものを我慢するほど大人でもないし。というより、好きなものにこそ、お金を使っておきたいし。紅茶を飲むことが、自分のささやかな贅沢な訳で。
ひとまず次の旬は、セカンドフラッシュ。王道のダージリン。
セカンドフラッシュも、かなり楽しみではあるのですが、それまでは、お茶の福袋に入っていたブレンドティーだったり、ルピシアのイベント、グランマルシェで仕入れたフレーバーティーなどを飲んで過ごせればと思います。
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