第13回:未来を表す表現にも色々ある。
どういった表現があるのかを理解し、
自由に使える表現の幅も広げましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. どのような表現を使うと、未来の行動を表せるの?
A. be on the verge of
brink of
point of
といった表現です。
様々な表現を1つずつ確認してみましょう。
未来を表す様々な表現
英語には、未来を表すさまざまな表現が存在します。ここでは、その中でも「be on the verge of / brink of / point of / be on the brink of / be due to / be sure(bound) to / be set to」といった表現について、使い方や注意点を解説していきます。
- be on the verge of
「be on the verge of」は、「〜の寸前である」という意味を持ちます。特に、良くないことや危険なことが起こる寸前の状態を表現するために使われます。
例:I was on the verge of tears.(私は泣き出しそうだった。) - brink of
「brink of」も、「〜の寸前である」という意味を持ちます。しかし、より形式的な表現であり、文書や報告書などの場面で使われることが多いです。
例:The company is on the brink of bankruptcy.(その会社は破産寸前だ。) - point of
「point of」は、「〜の状態に達している」という意味を持ちます。物事が変化しようとしている瞬間や、重要な状態にあることを表現するために使われます。
例:We are at the point of no return.(私たちは引き返せない状態に達している。) - be on the brink of
「be on the brink of」は、「〜の瀬戸際にある」という意味を持ち、危険な状況にあることを表現するために使われます。「be on the verge of」と類似していますが、より強調された表現となります。
例:The world is on the brink of a global crisis.(世界は世界的な危機の瀬戸際にある。) - be due to
「be due to」は、「〜する予定である」という意味を持ちます。予定通りのことが起こることを表現するために使われます。
例:The train is due to arrive at 5:30 PM.(その列車は5時半に到着する予定である。) - be sure to
「be sure to」は、「必ず~する」という意味を表す表現で、確実性が高いことを示します。この表現は、主に口語で使用されます。
例:I am sure to pass the exam because I have studied hard. (一生懸命勉強したので、必ず試験に合格できると確信しています。) - be bound to
「be bound to」も「必ず~する」という意味を表しますが、やや形式的な表現とされます。また、この表現には「必然性」が含まれており、「必ず~する運命にある」というニュアンスが含まれます。
例:He is bound to be promoted soon. (彼は間もなく昇進することになっている。) - be set to
「be set to」も「必ず~する」という意味を表しますが、やや正式な表現とされます。「予定されている」というニュアンスが含まれており、「~することになっている」という意味でも使われます。
例:The new law is set to come into effect next month. (新しい法律は来月施行される予定です。)
話し手が自らの意図を伝える時に、不定詞と共に使われる動詞は何?
話し手が自らの意図を伝える時に、不定詞と共に使われる動詞は「want」「plan」「hope」「intend」「expect」などです。これらの動詞は、その後に不定詞を続けることで、話し手が何かをしたい、計画している、希望している、意図している、または期待していることを表現することができます。
例えば、
「I want to go to the beach this weekend」(私は今週末に海に行きたい)
「She plans to study abroad next year」(彼女は来年留学する予定だ)
「He hopes to become a doctor someday」(彼はいつか医者になりたいと思っている)
「We intend to finish the project by the end of the week」(私たちは今週末までにプロジェクトを終えるつもりだ)
「They expect to receive the package tomorrow」(彼らは明日荷物を受け取ることを期待している)などがあります。
その他の動詞
aim / agree / mean / promise / propose / resolve / undertake
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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?
A. 今回の文法を活用した会話文を見てみましょう。
Why are you so nervous? Is everything okay?
(なんでそんなにネガティブなの?何かあった?)
Not really. I am on the brink of losing my job. My boss said that the company is in a difficult financial situation and they might have to let some employees go.
(うーん、実は仕事を失う寸前なんだ。上司が、会社が厳しい財政状況に直面しているため、何人か従業員を解雇しなければならないかもしれないと言ったんだ。)
I’m sorry to hear that. Have you started looking for a new job?
(それは悲しいね。新しい仕事は探し始めたの?)
Yes, I have. I am supposed to have an interview next week with a company that seems very interested in hiring me. I am sure I will get the job.
(うん、探してるよ。次の週に、私を採用することにとても興味を持っている会社と面接することになっているんだ。きっとその会社に採用されると思ってるよ。)
That’s great to hear. You are bound to find something soon with your skills and experience.
(それは良いニュースだね。いずれにしろ、あなたにはスキルと経験があるから、きっとすぐに何か見つかるよ。)
Thanks for the encouragement. I am set to keep trying until I find the right opportunity.
(ありがとう。良い会社を見つけるまで頑張るよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 未来を表す様々な表現について確認しました。
これらの表現を上手く使い分けて、自分の表現力を高めましょう
- be on the verge of / be on the brink of / be at the point of
「~寸前である」という意味を持ち、物事が起こりそうな状態を表現する際に使われます。
例文:
- She was on the verge of tears when she heard the news.(彼女はそのニュースを聞いて泣きそうになった。)
- The company was on the brink of bankruptcy before they received a large investment.(その会社は大口投資を受ける前に倒産寸前だった。)
- be on the brink of
「~の瀬戸際にある」という意味で、悪いことが起こりそうな状態を表現する際に使われます。
例文:
- The country is on the brink of war.(その国は戦争の瀬戸際にある。)
- The company is on the brink of collapse.(その会社は崩壊の瀬戸際にある。)
- be due to
「~の予定である」という意味を持ち、予定された出来事や行動を表現する際に使われます。
例文:
- The flight is due to arrive at 7 PM.(そのフライトは午後7時に到着予定です。)
- The concert is due to start in 10 minutes.(そのコンサートはあと10分で始まる予定です。)
- be sure (bound) to
「~することが確実である」という意味を持ち、結果が予測できる場合や、確実性が高い場合に使われます。
例文:
- If you study hard, you are sure to pass the exam.(一生懸命勉強すれば、きっと試験に合格できます。)
- He is bound to be late if he doesn’t leave now.(今すぐ出発しなければ、彼は遅れることが確実だ。)
- be set to
「~することが計画されている」という意味を持ち、あらかじめ予定された行動や事柄を表現する際に使われます。
例文:
- The new restaurant is set to open next month.(新しいレストランは来月オープンする予定です。)
- The company is set to launch a new product line next year.(その会社は来年、新しい製品ラインを発売する予定です。)
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次回の文法解説は?
過去から見た時の未来を表すには。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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