Will, would, used toについて 英語文法解説 上級編 part 16

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第16回:will, would, used toの使い方を確認。

基本的な意味や使い方。
そして、応用的な使い方を確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

まずは、will / would / used to の基本的な意味と使い方を確認。

will

will は、主に未来のことを表す助動詞の一つで、
確実な予測、約束、意思決定を表します。

意味:
・確実な予測
: 将来的に何が起こるかを確実に予測する場合に使われます。
例:It will rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう。)
・約束
:自分が何かをすることを約束する場合に使われます。
例:I will call you later.(後で電話します。)
・意思決定
:自分の意思決定を表す場合に使われます。
例:I will take the job.(その仕事を受けます。)

使い方:
肯定文:主語 + will + 動詞の原形
例:She will study English in Canada next year.
否定文:主語 + will not (won’t) + 動詞の原形
例:I won’t go to the party tonight.
疑問文:Will + 主語 + 動詞の原形
例:Will they come to the meeting tomorrow?

would

would は、未来における仮定や丁寧な依頼・提案を表します。

意味:
仮定
:現在の状況が変わった場合に、自分がどのように行動するかを表します。
例:If I had more money, I would travel around the world.(もしもっとお金があれば、世界中を旅するだろう。)
丁寧な依頼・提案
:相手に対して、より丁寧に依頼・提案をする場合に使われます。
例:Would you please open the window?(窓を開けていただけますか?)

使い方:
肯定文:主語 + would + 動詞の原形
例:He would like to order a pizza.
否定文:主語 + would not (wouldn’t) + 動詞の原形
例:I wouldn’t go to the concert even if I had a ticket.
疑問文:Would + 主語 + 動詞の原形
例:Would you like some coffee?

used to

used to は、かつて行っていた習慣や状態を表します。

意味:
過去の習慣
:かつて行っていた習慣や状態を表します。
例:I used to play soccer every weekend.(以前は毎週末サッカーをしていた。)

使い方:
肯定文:主語 + used to + 動詞の原形
例:She used to live in New York.
否定文:主語 + did not (didn’t) use to + 動詞の原形
例:I didn’t use to like spicy food when I was younger.
疑問文:Did + 主語 + use to + 動詞の原形?
例:Did you use to play the guitar when you were in high school?

使い方の注意点:
・used to は、過去の習慣を表すため、現在では行われていないことを表します。
・否定文では didn’t use to を使うことで、「以前はしていなかったが、今はしている」という意味を表せます。
・used to は過去の習慣を表すため、現在の習慣を表す場合は、be used to を使います。 例:I am used to getting up early in the morning.(私は朝早く起きるのに慣れている。)

これらの表現を身につけるコツ

・will や would は、会話で頻繁に使われる表現です。日常生活で自然に使えるように、例文を作ったり、実際に使ってみる練習をしましょう。
・used to は、過去の習慣を表す表現なので、日常生活での経験や習慣を話す際に使用されます。自分の過去の習慣を振り返って、例文を作ったり、誰かの習慣を聞いてみたりすることで、使い方を覚えましょう。

will, would, used to の応用的な使い方

①「will」と「would」は、習慣や性格的な行動を表現するために使うことができます。また、「cold weather will kill certain plants」といったように、普遍的な真実を表現する際にも使用できます。

②話し言葉では、「will」や「would」を強調して批判的な意味を込めることもあります。

③過去の反復的な行動を表現する場合、「would」または「used to + 動詞の原形」を使用することができますが、過去の状態から、何かしらの変化があったこと表現する際には「used to」を使用します。

④「would have + 過去分詞」は、想像上の過去の状況を表現する際に使われ、実際に起こったと思われる場合には「will have + 過去分詞」を使用します。

[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。

Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

Hey, do you remember Sarah always used to wear that red hat?
(ねえ、サラがいつもあの赤い帽子をかぶってたの覚えてる?)

Yeah, she would wear it every time we went out together.
(うん、私たちが一緒に出かけるたびにかぶってたよね。)

I wonder if she still has it.
(まだ持っているかしら。)

I don’t know, but if she does, she will definitely wear it again.
(わからないけど、もし持っていたら、またかぶるでしょうね。)

Haha, true. You know, I think I used to be more outgoing when I was younger.
(はは、その通り。ところでさぁ、私って若い頃の方が活発だった気がするんだ。)

Really? I think you’re still pretty outgoing.
(本当に?私は今でも結構活発だと思うけど。)

Thanks, but I don’t know, I feel like I’m not as adventurous as I used to be.
(ありがとう、でも何か自分が以前ほど冒険心がなくなった気がするんだ。)

Maybe you just need to push yourself out of your comfort zone a bit more.
(もしかしたら、もう少しコンフォートゾーンの外に出る必要があるかもしれないね。)

Yeah, you’re right. I will try to do that more often.
(そうだね、ちょっと試してみようかと思うよ。)

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. will, would, used to の使い方を確認しました。

英語において、未来のことを表す助動詞としては、主に「will」が使われます。これは、確実な予測や約束、意思決定を表す場合に使われます。一方、「would」は、未来における仮定や丁寧な依頼・提案を表すために使われます。

また、「used to」は、過去に行っていた習慣や状態を表す表現です。注意点として、現在では行われていないことを表すため、否定文では「didn’t use to」を使って、「以前はしていなかったが、今はしている」という意味を表すことができます。

これらの表現を自然に使うためには、例文を作ったり、実際に使ってみる練習をすることが大切です。また、応用的な使い方として、習慣や性格的な行動を表現する際には「will」と「would」が使えます。また、「cold weather will kill certain plants」のように、普遍的な真実を表現する場合にも使えます。

話し言葉では、「will」や「would」を強調して批判的な意味を込めることがあります。また、「would」または「used to + 動詞の原形」を使用して過去の反復的な行動を表現することができますが、過去の状態から何かしらの変化があったことを表現する際には「used to」を使用します。

さらに、「would have + 過去分詞」は、想像上の過去の状況を表現する際に使われ、実際に起こったと思われる場合には「will have + 過去分詞」を使用します。英語表現をマスターするためには、積極的に使い方を覚え、例文を作って練習することが大切です。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

関連記事一覧

 

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました