第102回:関係代名詞(目的格):人や物を詳しく説明する②
今回も関係代名詞を使って、
「人・物」を詳しく説明する方法を確認します。
前回は、主格の関係代名詞。今回は、目的格の関係代名詞です。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 目的格の関係代名詞って何?
A. ある文の、目的語になっている
「人・物」を詳しく説明することです。
具体的に、どのように関係代名詞を使っているのかを確認してみましょう。
目的語になっている「人・物」の説明の仕方
- She took some pictures. Have you seen them ?
↓ them = pictures なので、1つの文にまとめてみる。
Have you seen the pictures (that/which) she took ?
(彼女が撮った写真を見た?) - We met the people. They were very friendly.
↓ the people = they なので、1つの文にまとめてみる。
The people (who) we met were very friendly.
(私達が会った人たちは、とても気さくだった。) - He is talking to a woman. Do you know her ?
↓ a woman = her なので、1つの文にまとめてみる。
Do you know the woman (who) he is talking to ?
(彼が話している女性を知っていますか?)
関係代名詞、「who / which / that」の使い方自体は、前回と同じです。
しかし、上記の例のように、目的格の関係代名詞の場合には、
関係代名詞を省略することも出来ます。
- 関係代名詞 主格 → 省略できない
- 関係代名詞 目的格 → 省略できる
このことにも注意しておきましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I have lost the pen he gave me.
(私は彼がくれたペンを失くしてしまった。)
How much is this book you bought ?
(あなたが買ったこの本は、いくらですか?)
What is the name of the film you were talking about ?
(あなたが話している映画の名前は何ですか?)
What is the music she is listening to ?
(彼女が聞いている音楽は何ですか?)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
※前回の続き。
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補足:イラストの日本語訳
She said that she couldn’t remember the face of “the character”.
(おかんが言うには、「そのキャラクター」の顔が思い出せないらしいんよ。)
It is “the character” because I couldn’t remember it now.
(じゃあ、「そのキャラクター」でしょ。
自分も今思い出すことが出来ないもん。)
She said that it was a character that is famous for a supporting role.
(でもおかんが言うには、そのキャラクターは脇役として有名だって言うんよ。)
Then it is not. Because “the character” is the reading role.
(じゃあ、違う。「そのキャラクター」は、主役だから。)
She told me that it was a character that had little sister
and the character she was thinking was kind to his little sister.
(おかんが言うには、そのキャラクターには妹がいて、
おかんが思っているキャラクターは、妹に優しいって言うんよ。)
I … don’t know.
(う〜ん、知らん。)
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Q. この記事の要点は?
A. 関係代名詞・目的格について確認しました
関係代名詞「who / which / that」の使い方自体は、前回と同じですが、
目的格となっている「人や物」を説明する際には、
関係代名詞は、省略されることがあるので、意味を理解する時には、
気をつけるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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次回の文法解説は?
前置詞、「at / on / in」の使い方を確認します。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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