「〜の間」を表す2つの単語の使い分け 英語文法解説 初級編 part 105

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第105回:「during」と「while」、「before」と「after」
それぞれの使い方の確認

「before」と「after」は馴染みがあるかもしれませんが、
「during」と「while」の違いはどうでしょうか。
今回の記事で、これらの違いを覚えてしまいましょう。

 

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

接続詞の使い方のまとめ画像
 

Q. 「before」「after」「during」「while」それぞれの意味は何?

A. 「before:前に」「after:後に」
「during:〜の間」「while:〜している間」になります

それぞれの使い方を確認してみましょう。

before / after の使い方

  1. before / after + 名詞
    before(after) the exam:試験の前(後)
  2. before / after + 主語 + 動詞
    before(after) you read the book:あなたが本を読む前(後)に
  3. before / after + 動詞ing
    before(after) reading the book:本を読む前(後)

このように、「before / after」は、3通りの使い方が出来ます。
「before」と「after」の意味を間違えないように使いましょう。

during / while の使い方

  • during + 名詞
    during the meal:食事の間
  • while + 主語 + 動詞
    while we are eating:私達が食事をしている間

どちらも「〜の間」と覚えてしまう方が楽かもしれませんが、
これら2つの言葉は、使い方が多少異なるので、
「during:〜の間」「while:〜する間」のように、
分けて覚えても良いかもしれません。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

He usually works four hours in the morning, and
another three hours after lunch.
(彼は、午前中に4時間働き、昼食後に3時間働く。)

I didn’t bring my smartphone while I took a walk.
(私は散歩中にスマホを持ち歩いていなかった。)

They looked bored during the lesson.
(彼らは授業中、退屈そうだった。)

Think carefully before answering it.
(それに答える前に、よく考えて。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる接続詞の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I studied a lot after eating dinner.
(夜ご飯食べた後に、めっちゃ勉強した。)

Oh, really ?
(ほんと?)

And, while I was studying, I was listening to the music.
(勉強してる間に、音楽を聞いてたんだよね。)

I see.
(なるほどね)

To my surprise, the music I was listening to was great !
(驚いたことに、聞いていた曲がメッチャ良かったんだ)

You shouldn’t listen to anything while you study.
(勉強する間は、何も聞かないほうが良いと思う。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「before」「after」「during」「while」
の使い方を確認しました

特に、「during」と「while」については、言葉の続け方が異なるので、
区別して理解することが大切です。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

 

次回の文法解説は?

前置詞「in」「at」「on」:物が、どこにあるのかを表す①

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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