「その時〜していた」ということを伝える。-英語文法解説 初級編 part 13-

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第13回:過去進行形を使うことが出来るようにする。

「〜してた」ということを表します。
言い訳したい時や、嘘をつく時にも使えますね!

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

過去進行形の作り方のまとめ画像

  

Q. どんな文を作れば、
「〜していた」ということを表現出来る?

A. 「was/were + ~ing」の語順を作る

  • was/were + ~ing:(昔)〜していた

第3回の内容だった、「今〜している」という表現は、
話している「その時」にしていることを表していたけれども、
今回の内容は、「その時〜していた」と、
今よりも前の「ある時」にしていたことを表しています。

ルールは、第3回の内容とほぼ同じなのですが、
am/is を was に、are を were に変える必要があるので、
その一点だけ気を付けるようにしましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

What were you doing last night?
あなたは昨夜何をしていましたか?

What did she say?
彼女はなんて言ったの?

I don’t know. I wasn’t listening.
分からない。聞いていませんでした。

They were watching a movie.
彼らは、映画を見ていた。

He was playing baseball.
彼は野球をしていました。

It was raining so I didn’t go out.
雨が降っていたので、外出しませんでした。

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる過去進行形の使い方

 

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I wasn’t studying before that test.
テストの前勉強してなかったんだよ。

I see.
なるほどね。

What were you doing before the test?
テストの前に何してた?

I was studying.
勉強してたよ。

Were you lying?
嘘ついてたの?

Yes, I was. It was funny.
うん。面白かったよ!

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Q. この記事の要点は?

A. 過去進行形の作り方とその意味でした。

  • was/were + -ing:昔〜していた

I/He/She/It =was
You/We/They =were

be動詞を使い分けながら、「昔〜していた」と表現出来るようにしましょう。

 

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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※注意点

ほぼ、第3回の内容と同じなのですが、
今回の内容で注意する点は、「いつ〜しているのか」ということ。

」であれば、am/is/are
」ならば、was/were

これらを使い分けることが出来れば大丈夫です。

第3回の内容を覚えきれていなければ、
第3回の内容も合わせて覚えてしまいましょう。

次回の文法解説は?

「〜しました」と「その時〜していました」の違いについて。

 

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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