「あの時〜していた」と「〜した」の違いをチェック-英語文法解説 初級編 part 14-

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第14回:過去進行形と過去形の違いについて確認。

「〜した」と「〜していた」
もしかしたら、日本語を話している人の方が
違いが分かりやすいかもしれない。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

過去形と過去進行形の違いのまとめ画像
 

Q. 過去形と過去進行形の違いって何?

A. もう終わったこと=過去形、
まだ終わってなかったこと=過去進行形

イメージとしては、第8回で書いたこととほぼ同じだと思ってもらえると良いです。

昔のことになった場合は、
既に、その行動が終わっていた場合は、「〜した」の過去形。
その行動が、まだ続いていた場合は、「〜していた」の過去進行形。
となります。

言葉で説明すると、このようになってしまうのですが、
もしかしたら、言葉で理解するより、上記の表を見て、
イメージを持ってもらう方が良いかもしれません。

日本人の感覚からすると、そんなこと当たり前じゃん。
となるかもしれませんが、日本語の当たり前を、
英語でも表現出来るようにしましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

What did you do yesterday morning?
あなたは、昨日の朝何をしましたか?

I watched TV.
私は、テレビを見ました。

What were you doing at 10 o’clock yesterday morning?
あなたは昨日の朝10時に何をしていましたか?

I was playing soccer.
私は、サッカーをしていました。

I saw Bob this morning. He was waiting for the train.
私は、今朝ボブを見ました。彼は、電車を待っていました。

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる過去形と過去進行形の違い

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I didn’t watch TV last Sunday.
日曜日にテレビ見なかったんだ。

I was studying for the exam.
勉強をしていたの。

I took the exam and got a good score.
そして、テストを受けて、良い点数を取ったってこと。

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Q. この記事の要点は?

A. 過去形と過去進行形の違いについてでした。

過去形=完全に終わったことを表す。
過去進行形=過去のある時に続けていた行動を表す。

意味合いの違いを理解して、使い分けることが出来るようにしましょう。

過去形と、過去進行形の違いを理解するために、
上記の表に書いたようなイメージを持ってもらえると良いかもしれません。

「〜した」は、縦の矢印=過去のある時だけを表す。
「〜していた」は横の矢印=その時にしていたことを表す。

意味に応じて、使い分けることができるようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
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次回の文法解説は?

「前に〜したけれども、それ、今どうなってる?」というニュアンス。

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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