第16回:have + 過去分詞 (現在完了形)に、
「ちょうど」「もう」「まだ」の意味を付け加える。
→「just」「already」「yet」を使い分ける。
現在完了(have + 過去分詞)に、特定の単語を付け加えることで、
意味を追加することが出来ます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 現在完了に付け加えることが出来る単語って何?
A. 今回は、just / already / yet の3つの単語について確認します。
①”just“を使うと、「ちょうど」
②”already“を使うと「もう」
③”yet“は、基本、疑問文と否定文でしか使えませんが、
「もう〜?」や「まだ〜していない」
と、それぞれ意味を付け加えることが出来ます。
文中の、どこに単語を入れるかというと、
“just”や”already” は、have/has と過去分詞の間。
“yet”は、文の一番最後になります。
これらの単語を使い分けることで、
「ちょうど今〜」や「もう今となっては〜」
といった意味を表すことができるようになります。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I have just finished my homework.
私は今ちょうど宿題を終わらせました。
She has just gone away.
彼女は今ちょうど出かけたところです。
He has already gone to bed.
彼はもう既に就寝しました。
The movie hasn’t started yet.
映画はまだ始まっていない。
Has he started his homework yet?
彼はもう宿題に取り掛かりはじめましたか?
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
She hasn’t finished her homework yet.
彼女はまだ宿題を終わらせていません。
He has just finished his homework.
彼は、ちょうど宿題が終わったところです。
He has already finished his homework.
彼はもう宿題を終わらせました。
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Q. この記事の要点は?
A. just / already / yet を使って、現在完了の文を作りました。
「have + 過去分詞」(現在完了形)の、基本の形に単語を付け加えることで、
意味を変えることができる。ということを覚えておきましょう。
よく、○○用法といった用語で説明されることもありますが、
用法から説明されると分かりにくいという方もいると思うので、
まずは、よりシンプルに、「どの単語を使うと、どのような意味に変わるのか」
ということを、頭の片隅に置いておくことが大切かもしれません。
今回の記事のおさらい
現在完了形+just/already/yet (完了・結果を表す現在完了)でした。
基本の型に、「just/already/yet」という単語を付け加えて、
意味を付け加えました。
現在完了形はこのように、「have + 過去分詞」という基本の形に、
単語を付け加える形で、様々な意味を表します。
覚えるコツは、この「have + 過去分詞」の基本の形に、
どの単語を付け加えると、どんな意味になるのかを理解することです。
- just :ちょうど
- already:もう
- yet:もう/まだ (疑問文や否定文のときに使う)
「have + 過去分詞」+ 〇〇 = 「△△という意味」
のように、意味の足し算として捉えても良いと思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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次回の文法解説は?
「これまでに〜したことがありますか?」と尋ねる。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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