第18回:現在完了形(継続用法)と現在完了進行形の、使い方と意味について。
「どれくらい同じことを続けているのか」
ということを聞いたり、表現するための方法です。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. どうすれば、「どれくらい同じことを続けているのか」
ということを尋ねたり、表現出来るようになるの?
A. ① How long have you~? という疑問文を活用しましょう
②現在完了の文で、for と since を使い分けましょう。
まず大切なことは、“How long have you~?” という表現を使うと、
「どれだけの期間〜していますか」と尋ねることができる。ということです。
この質問に答える時に使う言葉が、”for” と”since”という言葉です。それぞれ、
- for:どれだけの期間(〜の間)
- since:いつから(〜から)
といった意味になります。
※補足(現在完了進行形)
- have + been + ~ing :今もまだ〜し続けている
また、今もまだ続いていることを伝える際には、
「have + been + ~ing」の形を使うことで、
「前から、そして、今もまだ続けている」ことを表すことができます。
「have + been」で現在完了形を表し、
「been(be動詞) + -ing」で進行形を表しています。
どちらの文の形にも、「been」が使われているので、
1つにまとめて、「have + been + -ing」という形になっています。
この言葉の並べ方と意味を、それぞれ覚えることが大切です。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
How long have you known him?
あなたは、彼と知り合いになってどれくらいになるの?
I’ve known him for five years.
私は、彼と知り合いになって5年程になります。
How long have you lived in Japan?
あなたは、どれくらい日本に住んでいるの?
I’ve lived in Japan all my life.
私は、(生まれてから)ずっと日本に住んでいます
How long have you been learning English?
あなたはどれくらい英語を学んでいるの?
I’ve been learning English since I was a junior high school student.
私は、中学生のときからずっと英語を学んでいます。
How long has he been playing the game?
彼はどれくらいゲームをしているの?
He has been playing the game for three hours.
彼は3時間ずっとゲームをしています。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
How long have you studied English?
あなたは、どのくらい英語を勉強しているの?
For 8 years.
8年間かな。
How long have you stayed in this city?
どれくらいこの街に住んでるの?
Since I was a junior high school student.
中学生のときからだね。
Have you ever used English to talk with people from abroad?
海外から来た人と話すために英語を使ったことある?
I have never done such a thing.
そんなことは一度もないよ。
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Q. この記事の要点は?
A. 現在完了(継続用法)と
現在完了進行形の使い方をまとめました。
また、「for」と「since」が表す意味の違いを、
しっかりと理解し使い分けることが出来るようにしましょう。
また、「have + been + -ing」という文の型と意味を理解し、
使うことが出来るようにしましょう。
また、「have + been + ~ing」の形のことを、現在完了進行形と言います。
意味としては、「前から、そして、今も〜している」ということを表しています。
例文を読みながら意味や使い方を身に付けてしまいましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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次回の文法解説は?
for と since と ago の使い分けを詳しく見ていきます。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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