「期間を表す言葉」を使い分ける-英語文法解説 初級編 part 19-

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第19回:for/since/ago の意味と使い分けについて。

何を使えば、どんな意味になったのかを、

しっかり確認しておきましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

期間を表す言葉の使い分けのまとめ画像
 

Q. for / since / ago それぞれどんな意味だっけ?

A. for :〜の間
since :〜から
ago :〜前

を表します。

for と since について

for/since は、「どれだけの期間〜」や「どれだけ長く〜」を表すために使います。

そのため、for/since の2つは、
「have + 過去分詞」(現在完了)と一緒に使われることが多いです。

for の後には、「どれだけの期間」を表す言葉(「2週間」や「5年間」など)が使われ、
since の後は、「いつから始まったのか」始まりの時(起点)を表す言葉を続けます。

ago について

ago については、「今よりも前」という意味で使われるので、
過去形と一緒に使われます。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

I have lived in Japan for a long time.
私は日本に長い間住んでいる。

I have lived in Japan since I was three years old.
私は3歳の時から日本に住んでいる。

She has been studying for three hours.
彼女は3時間勉強している。

She has been studying since 7 o’clock in the morning.
彼女は朝の7時から勉強している。

He arrived in Japan a week ago.
彼は一週間前に日本に着いた。

He has been in Japan for a week.
彼は、一週間日本に滞在している。

She left her home three hours ago.
彼女は3時間前に家を出た。

She has gone to the concert since this morning.
彼女は今朝から、コンサートに行っている。

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる期間を表す言葉の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

She has been studying for two hours.
彼女は、2時間勉強しています。

She has been studying since seven o’clock.
彼女は、7時から勉強しています。

She started studying three hours ago.
彼女は、3時間前に勉強をはじめました。

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Q. この記事の要点は?

A. for/since/ago の意味の違いと使い分けでした。
(現在完了の補足)

for/since は現在完了形と一緒に使われて、
ago は過去形が使われたときに使う。

このことをしっかりと区別して覚えるようにしましょう。

また、for/since の意味の違い

  • for ~ :どれくらいの期間か
  • since ~:いつからなのか

を理解し、使い分けられるようにすることが大切です。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

現在完了形と過去形の違いについて。

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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