「後で○○をするつもり」を表現する方法 -英語文法解説 初級編 part 26-

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第26回:「be動詞 + going + to + 動詞の原形」を使いこなせるようにする。

大まかな予定を伝えたい時には、
この表現が使えると思います。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

未来の表現の表し方のまとめ画像
 

Q. どうやって、これからの予定を伝えるの?

A. 「be動詞 + going + to + 動詞の原形」の語順を作る

「be動詞(am/is/are) + going + to +動詞の原形」の語順を作ると、
「〜するつもりです」という意味になります。

と、最初は教わりますが、もう少し詳しくこの意味を解説しようと思います。

「be動詞(am/is/are) + going + to + 動詞の原形」
この表現を使うことで表現出来るニュアンスというのは、
「○○することを決めました。」というものです。
言い換えると、「後で、○○しようと思います。」ということになります。

つまり、「心の中でもう決めている予定を伝える時に使う表現」ということです。

このように、未来のことを表現する言い方にも、
細かいニュアンスの違いがあることを、理解しておきましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

I‘m going to buy some books tomorrow.
私は明日何冊か本を買う予定です。

I‘m not going to have lunch today.
私は今日はお昼ご飯を食べないつもりです。

He is going to take a walk in the afternoon.
彼は午後に散歩に行こうと思っています。

We are going to play soccer next week.
私達は来週にサッカーをする予定です。

It‘s going to rain.
雨が降りそうです。

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる未来を表す表現の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I‘m going to get up early tomorrow.
I‘m going to take a walk in the morning.
明日は早く起きて、朝散歩するんだ。

I see.
なるほどね。

I‘m going to study…, I‘m going to run…,
I‘m going to eat…, I‘m going to clean…,
そして、3時間くらい勉強して、その後で5キロ位走りたいなぁ。
ついでに健康的な昼食にして、部屋を片付けて…

And, I‘m going to sleep at 11 o’clock.
あとは、11時には寝れるようにしたいね。

OK. Do your best.
ウン。ガンバレ。

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Q. この記事の要点は?

A. 「be動詞(am/is/are) + going + to + 動詞の原形」
の使い方でした。

まだ、予定として確定させていないけれど、
考えていることを伝える表現になっていました。

まずは、「be動詞(am/is/are) + going + to + 動詞の原形」という語順で、
「〜するつもり(後で必ず〜しようと思います)」という意味と、
そのニュアンスを理解しておきましょう。

また、この表現を使うことで、
「(今、曇っているから)後で必ず雨が降る」ということや、
「(家を出るのが遅くなったから)遅刻するだろう。」
といったように、「後で必ず〜が起きる」といった意味も表すことができます。

表現に幅があるので、状況や場面に応じて、
適切な意味を読み取るようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

「まだ決めていないけれど、なんとなく○○していると思う。」
ということを伝える。

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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