第50回:「間接話法」の文を作る時のルールについて。
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誰かが言っていた内容を、別の誰かに伝える表現です。
普段の生活でもよく使われていると思います。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
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いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「間接話法」ってなに?
A. 「誰かが言った内容」を別の誰かに説明する時の表現です。
「間接話法」=「あの人は〜と言っていた」という表現なのですが、
今回は、この表現の作り方がテーマになります。
ルール①:「〜と言っていた」と伝えたいので過去形を使う
まず第一に、間接話法を作る時に使われる動詞は、「say/tell」のどちらかです。
そして、間接話法を作る時は、必ず、過去形を使います。
ルール②:say/tell のどちらを使うかで文の作り方が違う
間接話法の文で、
(1)「say」 を使う場合。
- 人+said that (過去形の文)… :(過去形の文の意味)と「人」は言った。
※ that は省略可能
(2)「tell」を使う場合。
- 人+told +(別の人) that (過去形の文)…
:(過去形の文の意味)と「人」は(別の人)に言った。
※ that は省略可能
ルール③:「人が言っていた内容」も昔のことなので過去形にする
ルール②の中でも多少触れていますが、
これは、「that」以下の文の時制のことを言っています。
間接話法の文では、「〜と言っていた」という「過去に言っていたこと」
を表す表現なので、「誰かが言った内容」も当然、過去形にならないといけません。
ということで、「that」以下で表される、「誰かが言った内容」は、
過去形にする必要があります。
この、「that」の前後で、時制を揃えることを、
「時制の一致」
と呼んでいます。
これらの3つのルールを踏まえて、文を作れるようにしましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
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She said that she enjoyed the new movie.
彼女は新作の映画を楽しんだって言ってたよ。
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He said that he didn’t like his job.
彼は、仕事が好きじゃないって言ってた。
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He said that he was very busy.
彼は、忙しいって言ってたよ。
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She told me that you were ill.
あなたは具合が悪かったって、彼女が私に教えてくれたよ。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
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Your friend isn’t here yet. What did she say to you?
あなたの友達がまだいないみたいだね。
何か聞いてますか?
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She said that she caught a cold.
風邪引いたって言ってた。
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Your friend isn’t here either. What did he tell you?
あなたの友達もいないみたいだけど、
何か聞いてますか?
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He told me that he had a headache.
頭が痛いって伝えてきたね。
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Well, shall we go to the restaurant?
まぁ、2人でレストランにでも行きましょうか。
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Yes, let’s.
そうしましょう。
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Q. この記事の要点は?
A. 間接話法の文の作り方について確認しました。
間接話法の文を作る際のルールが3つありました。
これらのルールを守りながら、文を作れるようになりましょう。
日常的な場面を想像すると、理解しやすいと思います。
特に、ルール③の「時制の一致」については、
慣れるまでに時間が掛かると思うので、その都度、
復習しながら、正確な文を作れるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです!
次回の文法解説は?
「動詞の原形」・「動詞にingを付ける」
どんな時にどっちを使うのかをまとめようと思います。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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