「1人・1個」を英語で表す時は… 英語文法解説 初級編 part 65

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第65回:冠詞「a / an」を使う。

日本語には無い、「冠詞」という、名詞の前に付ける言葉の使い方です。
使い方に慣れるまでは、「冠詞」を付け忘れていないか、常に
気を付けるようにしましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

冠詞a/anの使い方のまとめ画像
 

Q. 「a / an」は何を表しているの?

A. 「(ある)1つのもの/(ある)1人の人」ということを表します。

「a / an」は、名詞などの前で使い、「(ある)1つの〜」を表すことから、
「不定冠詞」とも呼ばれます。ですが、名前は一旦置いておいて、
まずは、「a / an」の使い分けについて確認してみましょう。

「a」を使う時

もちろん、名詞等の前で使うのですが、
「a」を使う時というのは、
「a」の後に続く言葉を発音した時
子音(ア・イ・ウ・エ・オ以外の音)で始まる言葉の時になります。

ex) bird / dog / cat / bank / question / university など。

「an」を使う時

「a」と同じく、名詞等の前で使いますが、
「an」を使う時は、
「an」の後に続く言葉を発音した時に、
母音(ア・イ・ウ・エ・オの音)で始まる言葉の時になります。

ex) apple / umbrella / airport / animal / hour など

「a / an」を使う時は

  1. その「もの」や「人」が
    「どんな物なのか」とか、「どんな人なのか」を説明したい時。
  2. その「人」の職業について説明したい時

まずは、この2つの場合の時に、「a / an」を使う。
ということを、基本として理解しておきましょう。

※補足:「another」とは

  • another = an + other

「another」:「別の」、「もう一つの」
という意味の言葉になります。この言葉をよく見ると、
「an」+「other」と分けることが出来ると思います。
このことから、「別の(1つの)もの」を表しています。

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

Can I ask a question ?
質問をしてもよろしいでしょうか?

I want to buy a hut and an umbrella.
私は、帽子と傘を買いたい。

A cat is an animal. It’s a small animal.
猫は動物です。小さい動物です。

He is a famous singer.
彼は、有名な歌手です。

Can I have another cup of tea ?
お茶をもう一杯もらえますか?

[広告]
子どもに英語を学ばせたい!
けど、子どもは、なかなかやる気にならない…
ならば、親子で一緒に英語を勉強してみれば良いじゃない!
英語を学ぶ全ての人に親身になってサポートしてくれる講師が
教えてくれる、オンライン英会話スクールは、こちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる冠詞の使い方

[広告]
もっと簡単に中学内容の英語を学び直しましょう!
リスニングを始め、豊富なコンテンツで飽きずに続けられる。
基礎固めをするだけで、英語が話せるようになります!
多くの人に指示された教材を使って開発され、サポートも充実!
今度こそ、話すための英語を身につけましょう!
最新のテクノロジーを活用した英語学習サービス、
Simon Method の公式ホームページはこちらから。

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

Do you think he is a waiter ?
あの人は店員かな?

I think so.
そうだと思うよ。

Can I have another cup of coffee ?
コーヒーをもう一杯もらえますか?

Sure.
かしこまりました。

This is a cup of tea.
これは、紅茶だね。

I think he made a mistake.
間違っちゃったんだね。

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. 「a / an」の使い分けと、意味を確認しました。

  • 「a」の後…子音で始まる単語
  • 「an」の後…母音で始まる単語

「a / an」は、その「人や物」が何であるかを説明する時に使うことを確認しました。

「冠詞」という存在は、日本人には馴染みのないものなので、
使い忘れることのないように、気をつけるようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

「1個」ではなく、「たくさん」のものがあることを伝える時は…

---

 

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

 

関連記事一覧

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました