第７５回：不定代名詞「one」を使えるようにする
日本語では、「これを下さい」「あれを下さい」のように
「これ」「あれ」といった、こそあど言葉を使いますが、
英語では、「this/that」以外にも、「物」を言い換える表現があります。
Q. この記事で、一番大事なことって何？
A. 大事なことを、１枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q.どんな言葉を使って、「物」を言い換えるの？
A. 「one/ones」を活用します。
この言い換えの際に使われる「one/ones」を、
不定代名詞と言います。
「one」の使い方
１個の「物」を言い換える際に使います。
ex) I need a dictionary. Do you have one?
(私は辞書が必要です。あなたは辞書を持っていますか？)
この「one」は、直前の文章で述べられた「辞書」を指しています。
- this one / that one …この１個の物・あの１個のもの
ex) Which coat is yours ? This one or that one ?
(どちらがあなたのコートですか？これ？それとも、あれ？) - the one …この（特定の）もの
ex) I found this book. Is it the one you lost ?
(この本を見つけました。これは、あなたが失くした本ですか？) - a/an ~ one …この（１個の）〜なもの
ex) This cup is dirty. Can I have a clean one ?
(このコップは汚いです。きれいなコップにしてくれますか？)
これらのように、「this/that/the/a(an)」と共に使われることもあります。
「ones」の使い方
複数の「物」を言い換える際に使います。
「ones」も「one」と同じように使うことが出来ます。
- these ones / those ones …この(複数の)物・あの(複数の)もの
ex) Which apples do you want ? These ones or those ones ?
(どちらのりんごが欲しいですか？これら？それとも、あれら？) - the ones …この（特定の複数の）もの
ex) I found these notebooks. Are they the ones you are looking for ?
(これらのノートを見つけました。
これらは、あなたが探しているものですか？) - some ~ ones …この（いくつかの）〜なもの
ex) These cups are dirty. Can I have some clean ones ?
(これらのコップは汚いです。きれいなコップにしてくれますか？)
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの？
A. 例文を何個か書いておきます。
I want today’s newspaper. This is an old one.
私は今日の新聞が欲しい。これは古いやつです。
That’s a good house.
あれは良い家です。
Which one ?
どの家のこと？
The one with a blue door.
青いドアの家。
Did I show you my photos ?
自分が撮った写真を見せたっけ？
Which ones ?
どの写真？
The ones I took in Kyoto last week.
先週京都で撮ったやつ。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの？
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足：イラストの日本語訳
I like this one.
これが好き。
I like these ones.
これらが好き。
These ones are not interesting at all, aren’t they ?
これらは全然面白くないよね。
…
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Q. この記事の要点は？
A. 「物」を言い換える「one/ones」の使い方でした。
１個なのか、複数なのかに注目して、
「one/ones」を使い分けることが出来るようにしましょう。
また、「one/ones」を活用した表現も、
上手に活用することが出来るようになると良いですね。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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次回の文法解説は？
「いくつかの」という言葉を英語で使おうとすると…
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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