第81回:「all」「most」「some」「any」「no/none」
これらの言葉の使い方を確認する。
数量を表す言葉を使って、
「ほとんど」や「いくらか」など、
どれだけの「物や人」がいるのかといった、
数量を表せるようにしましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 「all」「most」などの言葉を使うときの注意点は?
A. ①「the」の有無、②語順
この2点は気をつけるようにしましょう。
①、②それぞれの内容について確認してみましょう。
「the」 の有無と語順について
「the」 の有無については、
以前の記事にもまとめてありますが、
「all」や「most」といった言葉があろうとなかろうと、
「the」があれば「特定の物・人」、
「the」がなければ「一般的な事柄」を表します。
ということで、ここで気をつけるべきは語順になります。
- all/most/some/any/no + 名詞
「the」を使わず、一般的な事柄を述べたい時は、
数量を表す言葉の直後に、名詞を続けます。
特定の「いくらかの物・人など」を表したい時
- 数量を表す言葉 + of + 特定の物・人
この語順を作ります。
「all」の後に「of」を使わず、
「the」を続けることもあるので、気をつけましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
All of the boxes are on the table.
箱は全部机の上にあります。
None of the windows are open.
窓はどれも開いていない。
Most of the students in our class are very kind.
私達のクラスの生徒のほとんどは、親切です。
I was awake most of the night.
私は昨日の夜ほぼ起きてた。
(=ほぼ寝てない)
Most children like playing.
子供は遊ぶことが好きだ。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
All children need to study and learn many things.
全ての子どもたちは、多くのことを学ぶ必要がある。
Most of the children don’t want to study a lot.
子どもたちの多くは、たくさん勉強したくはない。
Most of us want to do something new, but it’s difficult.
私達の多くは、新しいことをしたいと思っているが、
それは難しい。
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Q. この記事の要点は?
A. 「数量を表す言葉+名詞」について確認しました。
- 「the」が無い時は、一般的な事柄
- 「the」がある時は、
「数量を表す言葉+of+the+特定のもの」
の語順になる。
この違いを理解しておきましょう。
違いを理解した上で、英語を使う時に活用できるようになると、
細かいニュアンスを伝えられると思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
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次回の文法解説は?
「どちらも」「どちらか」「どちらでもない」
これらを表す言葉を確認します。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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