第82回:「both」「either」「neither」という言葉を覚える。
今回は、3つの英単語の意味と使い方を覚えましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. それぞれの単語の意味は何?
A. 「both」…「どちらも」
「either」…「どちらか」
「neither」…「どちらも〜ではない」
意味はそれぞれ、このようになっています。
1つずつ使い方を確認してみましょう。
「both」の場合
- both + 名詞(複数形)
「どちらの(名詞)も」
「both」の場合は、「両方」という意味なので、
直後に名詞を続ける場合は、複数形になります。
ex) both songs / both books
「either」「neither」の場合
- either + 名詞(単数形)
「どちらかの(名詞)」 - neither + 名詞(単数形)
「どちらの(名詞)も〜ない」
「どちらか」や「どちらも〜ない」という際に、
直後に名詞を続ける場合は、単数形になるので注意しましょう。
また、「not + either:どちらも〜ない」は、一言で、
「neither」と言い換えることも出来ます。
合わせて覚えておきましょう。
「both/either/neither」+ of ~ の場合
「of」が「both/either/neither」の直後に使われた場合は、
「these」や「those」を補いながら、複数形の名詞を続けます。
人を表す代名詞を続ける時には、複数である「them/us/you」
しか使えないので注意しましょう。
ex) both of these books (これらの本の両方)
either of these movies (これらの映画のどちらか)
neither of us (私達のうちどちらも〜ない)
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I don’t like either of them.
私は、それらのどちらも好きではない。
Neither of them is wearing a hat.
彼らは、どちらも帽子をしていない。
Neither answer is correct.
どちらの答えも合っていない。
Neither of them has a car.
彼らは、どちらも車を持っていない。
Both of them like cooking.
彼らはふたりとも、料理が好きだ。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I like both of them. Please choose either one.
僕はどっちも好きだな。どちらか選んで。
Neither. I don’t want to go either.
どっちも微妙。どちらにも行きたくないかな。
What do you want to eat for lunch ?
じゃあ、お昼は何を食べたいの?
I want to eat some Italian food.
イタリアンを食べたいかな。
… OK.
分かった。
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Q. この記事の要点は?
A. 「both」「either」「neither」の使い方を確認しました。
- both + 名詞(複数形)
- either/neither + 名詞(単数形)
- not + either = neither
- both/either/neither + of + 名詞(複数形)
これらのことを理解し、使えるようにしましょう。
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次回の文法解説は?
たくさんあることを伝えるときの注意点。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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