第97回:接続詞の使い方を確認
今回は、文と文を繋げて、1つの文にする方法を
確認していきます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 接続詞って、なに?
A. 単語と単語や、文と文を繋げる言葉のことです。
and / but / or / so / because などがあります。
今回は、これらの言葉を使って、2つの文を1つにまとめてみましょう。
「and / but / or」 を活用する
and / but / or に関しては、例文を中心に確認してみましょう。
- He stayed at home and played the piano.
(彼は家に留まって、ピアノを弾いた。) - He likes her, and she likes him.
(彼は彼女のことが好きで、彼女は彼のことが好きだ。) - I bought this book, but I did not read it.
(私はこの本を買ったが、読まなかった。) - I got home, sat down in a chair and fell asleep.
(私は家に帰り、椅子に座って、そのまま寝た。)
使い方①
「and」を使う場合、
一文目と二文目の主語が同じ時は、
二文目の主語を省略する。
使い方②
3つ以上のことを並べる時には、
「and」は、最後の2つのことを繋げる時だけに使う。
「so」 を活用する
- I don’t like travelling, so I haven’t been to many places.
(私は旅行が嫌いだから、多くの場所に行ったことがない。) - I was tired, so I went to bed.
(私は疲れていたから、寝た。)
「so」は何かの結果を表し、「だから」と訳すことが普通です。
文の順番としては、
「[原因], so [結果]」
となるので、日本語と同じような感覚で使うことが出来ると思います。
「because」を活用する
- I haven’t been to many places because I don’t like travelling.
(私は多くの場所に訪れたことがない。なぜなら旅行が嫌いだからだ。) - Because I was tired, I went to bed.
(私は疲れていたから、寝た。)
「because」は何かの理由を表します。
理由となる文の前で「because」を使うことが大切です。
慣れるまでは、「なぜなら」と訳しておくと良いと思います。
また、「because」を使う時には、2通りの文の表し方があります。
①「[結果] because [理由]」
②「Because [理由], [結果]」
文の先頭で「because」を使う時には、
結果を表す文の前で、コンマ(,)を忘れないようにしましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
He went to the window and looked out.
(彼は窓に向かって歩き、外を見た。)
Do you want me to come with you, or shall I wait here ?
(あなたは、私と一緒に出かけたいですか?それとも
ここで待ってましょうか?)
They couldn’t play soccer because it was raining.
(彼らはサッカーが出来なかった。なぜなら雨が降っていたからだ。)
She was late because there was a lot of traffic.
(彼女は遅刻した。なぜなら、渋滞がひどかったからだ。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I want this jewel, that bag and this watch.
私は、この宝石とあのカバンと、この時計が欲しい。
I want to live happily, so I want many things.
私は幸せに暮らしたいの。だから多くの物が欲しい。
You don’t need to have so many things because you already have a lot.
そんなに多くの物は必要ないと思う。
なぜならあなたはもう多くの物を持っているから。
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Q. この記事の要点は?
A. 5種類の接続詞の使い方を確認しました。
「because」を使った際の文の表し方は、
2種類あるので、気をつけておきましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
接続詞「when」の使い方
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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