「形容詞」と「副詞」の違いを理解しておきましょう。 英語文法解説 中級編 part 100

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第100回:「形容詞」と「副詞」を区別する。

「形容詞」と「副詞」を区別して、
使い分けられるようにしましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

形容詞と副詞の違いのまとめ画像

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

Q. そもそも、「形容詞」と「副詞」ってどんな役割?

A. 「形容詞」→ 「名詞」を説明する役割
「副詞」→ 「動詞」を説明する役割です。

まずは、「副詞」を作る時のルールを確認しておきましょう

「副詞」について

  • 「形容詞」に「-ly」を付けたら副詞
  • 「副詞」は動詞を説明する役割(「どのように〇〇したのか」 など)
  • 「副詞」は、一般動詞の後で使われる。
    ex) She speaks English perfectly.
    (彼女は英語を完璧に話せる。)

「形容詞」について

  • 「形容詞」は「名詞」を説明する。(「どんな〇〇なのか」 など)
  • 「-ly」で終わる「形容詞」もある。
    ex) friendly / lively / elderly / lonely / silly / lovely
  • 「形容詞」は「名詞」の前で使われる。
    ex) She speaks perfect English.
    (彼女は完璧な英語を話す。)
  • 「形容詞」は、be / look / feel / sound の後でも使われる。

※補足

  • 「副詞」+「形容詞」や「副詞」+「副詞」
    の組み合わせを作ることも出来る。

    ex) reasonably cheap / terribly sorry / incredibly quickly など
  • 「副詞」は過去分詞の前で使うことも出来る。
    ex) seriously injured など

例文を見ながら、「形容詞」と「副詞」の違いを見比べてみましょう。

---

 

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • I think you behaved very selfishly.
    (私が思うに、あなたはとても我儘だと思う。)
  • Don’t go up that ladder. It doesn’t look safe.
    (その梯子を登らないで。危なそうだよ。)
  • Her English is very fluent although she makes quite a lot of mistakes.
    (彼女の英語はとても流暢だけれども、多くの間違いを犯している。)
  • I tried on the shoes and they fitted me perfectly.
    (靴を試着してみたら、ピッタリだった。)
  • What a big house. It’s absolutely enormous.
    (なんて大きな家なんだろう。本当に大きい。)
  • The movie was unnecessarily long. It could have been much shorter.
    (映画は、必要以上に長かった。もっと短くて良かった。)

[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる形容詞と副詞の使い方

[広告]
海外ドラマは、英語の勉強に最適!
お気に入りのドラマの字幕を見ながら、
楽しく会話表現の勉強をしてみてはどうでしょう?
動画配信サービスの無料お試し期間で、
ドラマを使った勉強法が自分に合っているか
試してみても良いと思います。

 

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

There were many seriously injured people around here.
This accident was caused by…
(この辺りには、多くの怪我人がいます。
この事故の原因は…)

I feel terribly sorry for these people who suffered this accident.
What do you think?
(この事故にあってしまった人たちを思うと、心が痛むなぁ。
あなたはどう思う?)

I don’t want to think about this accident for now.
(今はこの事故のことについて考えたくない。)

Why? There are lots of people who are in need right now.
(なんで?今、助けを必要としている人がたくさんいるんだよ?)

Because I am also the person who is in need.
I feel terribly depressed right now.
(なぜって、自分も助けが必要な1人だからだよ。
今は、本当に酷く落ち込んでいるんだ。)

I’m so sorry about that.
(なんか、ごめん。)

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. 「形容詞」と「副詞」の違いを確認しました。

何を説明しようとしているのかで、言葉を使い分けます。
実際に英語を使う時に、区別して使えるようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

[広告]
自分の英語力は向上させたい
けれど、
なかなか勉強の習慣が身につかない…
英語の資格を取りたい
けれど、
いつも途中で挫折してしまう…
ならばいっそのこと、
専属の講師に勉強の管理も任せて、
期間限定かつ、短期集中で、
トレーニングをしませんか?
資格取得に特化した英語塾のリンクは
こちらから。

関連記事一覧

 

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました