第１０３回：「enough」と「too」を使いこなす
どちらも「十分」とか、「〇〇すぎる」といった意味ですが、
決まった形の表現がたくさんあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何？
A. 大事なことを、１枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. そもそも、「enough」と「too」って何が違う？
A. 「enough」…形容詞や副詞の後、もしくは名詞の前で使う。
（enough は１語でも使える）
「too」…形容詞や副詞の前で使う。
今回は、「enough」や「too」が使われた表現を中心に確認してみましょう。
「enough」と「too」のそもそもの違いについては、
過去記事でも解説しています。
「enough」・「too」を使った表現
- not enough：十分〇〇ではない
- too much/many：かなり多くの
- enough/too … for 〇〇：〇〇にとって十分…
- enough/too … to 〇〇：〇〇するのに十分…
- enough/too … for 〇〇 to △△：〇〇にとって△△するのに十分…
- too … to 〇〇：…すぎて〇〇できない
今回は決まりきった表現が中心になります。
文章中でどのように使われているのかを、確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの？
A. 例文を何個か書いておきます。
- I’d like to buy a car, but I don’t have enough money at the moment.
(車を買いたいけど、今は十分なお金が無い。) - He didn’t feel well enough to go to work this morning.
(彼は今朝仕事に行けるほど体調は良くなかった。) - I’m afraid I’m too busy to talk to you.
(申し訳ないけれど、忙しすぎてあなたと話せない。) - This shirt is too small for you.
(このTシャツは、あなたにとっては小さすぎる。) - The bridge is just wide enough for two cars to pass each other.
(この橋は、二台の車がすれ違えるくらい十分広い。) - We don’t need to stop for petrol. We’ve got enough.
(給油は必要ないよ。ガソリンは十分ある。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの？
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足：イラストの日本語訳
I think you have worked hard enough recently. Do you have enough rest?
(最近働きすぎじゃない？ちゃんと休めてる？)
Actually, I don’t. I haven’t had enough free time lately.
I may work too hard.
(実際、休めてない。最近自由な時間も無い気がする、
働きすぎているかもね。)
I think you deserve to earn more money.
If you can’t, it’s unreasonable.
(もうちょっと給料が上がっていてもいいと思うけど。
もし、給料が低いなら不条理だね。)
I know. I don’t think I’ve earned enough money considering
with my working hours.
(そうだね。働いている時間を考えると、十分もらっているとは
思えないんだけどね。)
I hope this kind of unfairness will be corrected.
(こういった不平等は解消されることを願うけどね。)
Yes, but I think it’s too difficult to correct this kind of problem.
(うん。でもこの類の問題は難しくて解決出来ないと思う。)
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Q. この記事の要点は？
A. 「too」や「enough」を活用した表現を確認しました。
「too」・「enough」のそもそもの違いから、表現まで。
自分にとって使いやすいと思える表現から使えるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること！
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は？
「本当に」とか、「どちらかというと」とか。
英語でどう表す？
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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