第111回:「still」?「already」?「yet」?
「もう〇〇ではない」を表すには、別の表現を使います。
「still」「already」「yet」の使い方も含めて
確認をしてみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「もう〇〇ではない」を英語でどう表す?
A. any more / any longer / no longer
を使います。
どのように使うのか。文中ではどの位置なのかを見てみましょう。
「any more」「any longer」「no longer」
- not … any more / not … any longer / no longer
:これらは全て、「もう〇〇ではない」を表します。
→以前と比べて、状況が変わってしまったことを表す表現です。 - 「any more」 と 「any longer」 は、文末で使う。
ex) She doesn’t work here any more.
(彼女はもうここでは働いていない。) - 「no longer」は、文中で使われる。
ex) She no longer works here.
(彼女はもうここでは働いていない。)
still / yet / already
- still:まだ
→状況や行動が、今も続いていることを表す。
・文中で使われる。 - yet:まだ〇〇ない / もう〇〇した?
→否定文・疑問文で使われる。
・文末で使われる。 - already:もう
→思ったよりも早く何かが起こったことを表す。
※「still」を否定文で使うことも出来ます、
その時は、「not」の前に「still」を使うことになります。
「still not …」という表現を使った時のニュアンスは、
多少、イライラしている様子になります。
例文も見ながら、言葉の使い方を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- He’s still single.
(彼はまだ独身だ。) - He’s not interested in politics any more.
(彼はもう政治に興味がない。) - Hasn’t she found a place to live yet?
(彼女はまだ住む場所を見つけてないの?) - Would you like to eat with us or have you already eaten?
(一緒にご飯食べる?それとももう食べた?) - He said he would be here at 8:30.
It’s 9 o’clock now and he still isn’t here.
(彼は、8:30にはここにいるって言ってた。
今は、9時。で、彼はまだここに居ない。) - Have you finished the paper yet?
→ No, I’m still reading it.
(もう新聞は読み終わった?)→(いや、まだ読んでる。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I met a beautiful woman in this cafe.
(このカフェですごくキレイな女性に会ったんだ。)
Ah, that’s why you have come here recently.
(あぁ、だから最近はここに来てるのね。)
And, I’ve been thinking that I want to know her phone number.
(それで、ずっと彼女の連絡先を聞きたいと思っていて。)
I haven’t seen her recently.
I’m not sure whether she has still worked here.
(最近は彼女を見てないな。
まだここで働いているのかどうかも分からないや。)
He said she no longer works here.
(彼女はもうここでは働いていないって…)
You should have asked her when you thought
you wanted to know her phone number.
(彼女の連絡先を知りたいって思った時に
聞くべきだったね。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「not … any more」等
といった表現の使い方を確認しました。
「still」を否定文で使うこともできますが、
その時のニュアンスは、多少キツくなることも理解しておきましょう。
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