第135回:「動詞+前置詞」の形を作る熟語「of/for/from/on」編
今回の熟語では、
「of/for/from/on」を使ったものを確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 今回の熟語、気をつけることは?
A. 語順に気をつける必要があります。
動詞の後に、目的語が必要なものもあるので、
1つずつ、表現を見てみましょう。
「動詞+of」の表現
- accuse + 人 + of …:人を…だと非難する
ex) She accused me of being selfish.
(彼女は、私を自己中心的だと非難した。) - suspect + (人) + of …:人を…だと疑う
ex) Some students were suspected of cheating in the exam.
(何人かの生徒は、試験でカンニングをしたのではと疑われた。) - approve/disapprove of …:…を認める・…を認めない
ex) His parents don’t approve of what he does,
but they can’t stop him.
(彼の両親は、彼のしていることを認めていないが、
彼を止めることは出来ていない。) - die of (from) …:…が原因で亡くなる
ex) What did he die of?
(彼が亡くなってしまった原因は何?) - consist of …:…から成る
ex) We had an enormous meal. It consisted of seven courses.
(私達は贅沢な食事をした。7種類のコース料理から成っていた。)
「動詞+for」の表現
- pay (人) for:…を支払う
ex) I didn’t have enough money to pay for the meal.
(私は、食事代を支払うだけの十分なお金が無かった。) - thank/forgive + 人 + for …:人が…したのを感謝する/許す
ex) I’ll never forgive them for what they did.
(私は、彼らがしたことを決して許さない。) - apologize (to + 人) for …:…のことを(人に)謝る
ex) When I realized I was wrong, I apologized (to them) for my mistake.
(自分が間違っていたことに気づいた時、(彼らに)自分の過ちを謝った。) - blame … for ~:〜のことについて…を責める
(= … be to blame for ~)
ex) Everybody blamed me for the accident.
(皆が事故について、私を責めた。)
ex) Everybody said that I was to blame for the accident.
(皆が、私に事故の責任があると言った。) - blame … on ~:…を〜のせいにする
ex) The accident wasn’t my fault. Don’t blame it on me.
(事故は自分の過失ではない。自分のせいにしないでほしい。)
「動詞+from」の表現
- suffer from …:…を罹患する・…で苦しむ
ex) There’s been an increase in the number of people
suffering from heart disease.
(心臓病で苦しむ人の数は増えている。) - protect … from ~:〜から…を守る
ex) Sun block protects the skin from the sun.
(日焼け止めは、太陽から肌を守る。)
「動詞+on」の表現
- depend/rely on …:…に頼る
ex) You can rely on her. She always keeps her promises.
(彼女を頼ると良いよ。彼女は、常に約束を守るから。) - live on …:生計を立てる
ex) His salary is very low. It isn’t enough to live on.
(彼の給料は低すぎる。生計を立てるには少なすぎる。) - congratulate + 人 + on …:人を…のことで祝う
ex) I congratulate her on doing so well in her exams.
(私は彼女の試験の結果が良かったことを祝った。) - compliment + 人 + on …:人を…のことで褒める
ex) The meal was really good.
I complimented him on his cooking skills.
(食事はとても美味しかった。
私は彼の料理が上手だと褒めた。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I don’t understand why he disagrees with so many solutions to problems.
We need to try something to solve problems at the very least.
(なんで彼は問題に対するいくつもの解決策に反対するのか分からない。
解決したいなら、最低でも何かに挑戦する必要があるのに。)
Yes, and we need to consider many details about the problems, too.
(うん。それに、問題の詳細を考える必要もあるよね。)
Exactly. I think we need to start by dealing with a small problem.
(本当に。小さな問題から対処する必要があると思う。)
That’s right, and by addressing small problems,
we can eventually solve bigger problems.
(そうだね。小さな問題から対処することで、
最終的に大きな問題を解決できるし。)
I think so too. Why doesn’t he understand these things?
(その通りだね。なんで彼はそのことを理解してないんだろう?)
He might not want to do many things,
or he might just be looking for the easiest solution.
(多くのことをしたくないのかもしれないね。
もしくは、簡単な解決策を探しているのかも。)
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Q. この記事の要点は?
A. 熟語表現の確認でした。
熟語を使った後に、どういった内容を続けるのかが大切です。
また、目的語が必要なのか、そうではないのか。
表現の仕方をよく確認して、使えるようにすることが大切です。
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文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は?
「動詞+前置詞」の形(「in/into/with/to/on」を使う熟語)
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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