第１７回：「持っている」という言葉の使い方にも、色々ある。
「have/have got」の使い方の基本を含めて、
アメリカ英語とイギリス英語の違いにも触れようと思います。
Q. この記事で、一番大事なことって何？
A. 大事なことを、１枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「have」と「have got」に意味の違いはあるの？
A. どちらも同じ意味です。
（持っていることを表します）
have/have gotの使い方
- 「持っている」ということを表したい時は、進行形にはできない。
- 過去形の時は、「had」だけを使う。（had gotにはならない）
- 疑問文と否定文の作り方が３通りある。
- Do you have any questions?
I don’t have any questions. - Have you got any questions?
I haven’t got any questions. - Have you any questions?
I haven’t any questions.
(↑3の言い方は、あまり普通ではない。)
- Do you have any questions?
「have」を使った表現
※以下の表現では、「have got」を使うことは出来ません。
- have breakfast (dinner / a cup of tea / something to 〇〇)
食べ物などを取る - have a break (a rest / a party / a holiday)
休みを取る - have an accident (an experience / a dream / a look)
事故・経験をする - have a chat (a conversation / a discussion)
会話などをする - have trouble (difficulty / fan / a good time / a baby etc.)
問題などに直面する
これらの表現では、「have」を進行形にすることも出来ます。
また、疑問文や否定文では、「Do」を活用します。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- イギリス英語の表現
have a bath / have a shower / have a break / have a holiday - アメリカ英語の表現
take a bath / take a shower / take a break / take a holiday
国によって表現が異なるのは、
日本で言うところの方言のようで面白いですね！
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの？
A. 例文を何個か書いておきます。
He has two brothers.
(彼には二人兄弟がいる)
He has got two brothers.
(彼には二人兄弟がいる)
（イギリス英語の姿）
I have a headache.
(頭が痛い。)
I‘ve got a headache.
(頭が痛い)
I hope she is having a nice time.
(彼女が楽しい時間を過ごしていることを望んでます。)
I don’t usually have lunch.
(普段はお昼ごはんを食べない。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの？
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足：イラストの日本語訳
I have trouble with my studies. Will you help me?
(勉強してて訳わからなくなった。助けてもらっていい？)
I have no time right now. Please ask later.
(今は時間無い。後で言ってもらっていい？)
Do you have some time to talk about what I said before ?
(さっき言ったことについて話す時間ある？)
Oh, yes. Let me know about it.
(うん。話してもらっていい？)
… OK, I understand your situation.
Why don’t you have a look at past exams?
(なるほどね。状況は分かった。とりあえず、
過去問でも見てみたら？)
I forgot about that!
Thank you for your advice.
(それを忘れてた！ありがとう。)
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Q. この記事の要点は？
A. 「have / have got」の使い方について確認しました
国によって、表現の仕方が異なることもあります。
こういった所が、言葉の使い方の難しい所の１つだと思いますが、
面白い部分でもあると思います。
言葉の使い方を学ぶことの面白さの１つは、
国ごとの違いを発見することかもしれません。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること！
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
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