第18回:「used to」という表現の意味と使い方について
昔を懐かしむ時に使うような表現です。
似たような表現で、異なる意味のものもあるので、
注意して覚えることが大切です。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
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ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「used to」が表すことって何?
A. 「昔はよく〇〇したけど、今は〇〇していない」
ということを表しています。
細かい使い方を確認してみましょう。
「used to」を使うとき
- 昔はよく、〇〇が起こっていた(していた)けど、
今は、全く起こっていない(していない)とき - 今はもう違うけれど、昔は〇〇だったという、
過去の事実を伝えるとき
「used to」を使う時は、昔の出来事について述べている時になります。
なので、「used to」の時制は、「過去」ということも理解しておきましょう。
「used to」を使った時の疑問文・否定文の形
- 疑問文
Did + 主語 + use to + 動詞の原形 - 否定文
主語 + didn’t use to + 動詞の原形
「used to」を使った疑問文や否定文を作る時は、
「Did」を活用します。
「used to」と似た表現に注意!
- used to + 動詞の原形 ~:昔〇〇したけど、今は〇〇していない
- be動詞 + used to + 動詞ing ~:〇〇することに慣れる
これら2つの表現は、形がとても似ていますが、
意味は全く異なります。
しっかりと区別して覚えるようにしましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
He used to travel a lot, but he prefers to stay at home these days.
(彼は昔、よく旅行をしたけど、最近は家にいることを好んでいる。)
She used to be my best friend, but we aren’t good friends any more.
(彼女は昔は私の親友だったけど、今はもう仲良くない。)
I didn’t use to play the piano, but I have played the piano for years.
(昔はピアノを弾いていなかったけど、今は何年もピアノを弾いている。)
He used to watch TV a lot, but he doesn’t watch it much now.
(彼は昔はよくテレビを見たが、今はあまり見ない。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I used to use English a lot, but I don’t use it as I did before.
(昔はよく英語を使ったけど、今は前ほど使ってない。)
I envy you. I didn’t use to study English harder, so I have to learn now.
(羨ましいよ。昔英語を勉強してなかったから、
自分は今勉強しないといけないんだ。)
I think using English is important. You should learn how to use it.
(英語を使う方が大事だと思う。英語の使い方を勉強した方がいいよ。)
Actually, I used to have a chance to use English, but I didn’t use it.
(実際、英語を使う機会はあったんだけど、使わなかったんだ。)
What a waste ! What were you doing then ?
(もったいないことしたね!その時何してたの?)
I had been doing nothing. I regret that I didn’t do anything.
(何もしてなかったなぁ。何もしてなかったことを後悔してる。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「used to」の意味と使い方について確認しました
似たような表現と混同しないよう注意しながら、
どのような場面で使えるかを想像してみましょう。
考えていることを、そのままスムーズに英語で口にするには、
練習が必要です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
現在形や現在進行形を「未来」の意味合いで使う
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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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