第20回:「be going to」が表すニュアンスとは?
「be going to」=「〜するつもり」と覚えると思いますが、
実は、「〜するつもり」だけでは表しきれないニュアンスがあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「be going to~」が表すニュアンスは何?
A. 「これから〇〇することを決めた」
という意味が含まれています。
細かく内容を確認してみましょう。
未来を表す現在進行形と「be going to」の違いはある?
結論から言うと、細かい違いなので、
どちらを使っても、今後の予定を伝えることが出来ます。
厳密に書き表すと、
- 未来を表す現在進行形
=もう予定として決めて、予定を動かさない未来 - be going to
=やることを決めただけで、予定として組み込んでいない未来
くらいのニュアンスの違いになります。
とりあえず、
「〇〇することを決めた」ということを表す時は、
「be going to」を使う。と理解しておいて大丈夫です。
「be going to」が表せること
別のニュアンスとして、
ほぼ確定して起こる未来を表すときにも「be going to」が使えます。
例えば、
「It’s going to rain.(雨が降りそう)」と表現した時には、
雨雲がもうそこにあって、ほぼ確定して雨が降ることを表しています。
「was/were going to」が表すこととは?
- was/were going to~
① 〇〇しようとしたけど、しなかった
② 〇〇が起こりそうだったけど、起こらなかった
ということを表します。
例文も合わせて、確認を進めてみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I’m going to call him tonight.
(今晩彼に電話しようと思う。)
She is going to buy some books.
(彼女は何冊か本を買う予定です。)
The environmental situation is bad now and things are going to get worse.
(今の環境は悪く、今後更に悪くなるだろう。)
I was going to buy some books yesterday, but
I was busy and didn’t have time to go to the shops.
(昨日本を買おうとしたけれど、忙しくて店に行く余裕がなかった。)
I’m sorry I interrupted you. What were you going to say?
(ごめん。話遮ってしまった。何を言おうとしたの?)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
What were you doing yesterday ?
(昨日は何してた?)
I watched a movie. I was going to study harder, but I couldn’t.
(映画を見てた。勉強しようとしたけど、無理だった。)
I heard you were going to do some exercises too.
(運動もしようとしてたって聞いたよ。)
I couldn’t do that either.
(運動も出来なかったなぁ。)
But, I’m going to do them today!
(でも、今日は勉強も運動もする予定だよ!)
Well, you are saying the same thing for two days.
(2日続けて同じことを言っているんだよなぁ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「be going to」が表すニュアンスを確認しました
意味の裏にあるニュアンスを理解して英語を使えるようになると、
より正確に、自分が意図していることを伝えることが出来るようになりますね!
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「will / shall」の使い方の確認①
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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