第21回:「will」と「shall」の基本的な用法
今回は、「will」と「shall」の基本となる意味や、
使い方について、解説を進めていきます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「will」はどんな時に使うの?
A. 今、ちょうど「後で〇〇すること」を決めた時です
「will」も「be going to」も「〇〇するつもり」という意味で覚えていて、
細かいニュアンスの違いを覚えきれていない人もいるかもしれませんが、
今回は、「will」を中心に使い方の確認を進めていきます。
もちろん、「will」と「be going to」の違いにも触れておきたいと思います。
「will」の使い方の基本 まとめ
「will」を使う場面は、以下のようになります。
- 今ちょうど、「後で〇〇すること」を決めた時
- 自分が下した決断を伝えるとき
- 自分から「〇〇する」と申し出るとき
- なにかすることに対して、同意するとき
- 「何か」について約束するとき
- 「何か」人に頼み事をするとき
- 「will」を使う時の文の型は、
→「will + 動詞の原形」 - 「will not」の省略形は、
→「won’t」 - 「I think I will …」や「I don’t think I will」の形でよく使われる。
注意点
- will
:今ちょうど決めたことについて述べる - be going to
:前から決めていたことについて述べる
いつの時点で「〇〇すること」を決めたのかによって、
「will」と「be going to」を使い分けます。
細かいニュアンスの違いですが、理解を深めておきましょう。
「shall」の使い方
「shall」に関しては、主に疑問文で活用します。
- Shall I …?
:自分が…しましょうか? - Shall we …?
:一緒に…しませんか?
「shall」を使うと、相手に意見を求める表現になります。
「will」「shall」の使い方を例文でも確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I feel a bit thirsty. I think I’ll have a cup of tea.
(ちょっとが喉乾いた。お茶でも飲もうかな。)
I don’t think I’ll go out today.
(今日は出かけようとは思わない。)
This bag looks heavy. I’ll help you with it.
(このカバンは重そうだね。手伝うよ。)
I won’t tell anyone about it. I promise.
(このことは誰にも言わないよ。約束する。)
Will you shut the door ?
(ドアを締めてくれる?)
Shall I open the window ?
(窓を開けましょうか?)
Where shall we have lunch ?
(どこでご飯を食べましょうか?)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
What’s wrong with you ?
May I help you ?
(どうしたの?何か手伝おうか?)
Well, I want to give this to him, but I have no time.
(これを彼に渡したいんだけど、時間がなくて…)
Will you bring this box to him ?
(この箱を彼のところに持っていってくれる?)
OK. I’ll do that.
(分かった。いいよ。)
Thank you. That’s very kind of you.
(ありがとう。優しいね。)
Never mind. Actually, I’m meeting him today.
(気にしないで。実は今日、彼と会うことになってるから。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「will」と「shall」の基本的な意味を確認しました
助動詞が持つニュアンスや、使う場面を理解し、
実際に使えるようにすることが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「will」と「shall」の使い方②
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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