第3回:現在形と現在進行形の違い
現在形と現在進行形。それぞれ、どのように使うのか、また、
いつ使うのかということや、細かいニュアンスの違いも
解説していきたいと思います。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 現在形と現在進行形、それぞれどんな意味?
A. 「現在形:〜する」、「現在進行形:〜している」
意味に関しては、理解出来ていると思います。
使い方の違いを確認してみましょう。
現在形について
現在形を使う時は、
- 一般的な事柄を表す時
- 繰り返し起こることを表す時
- 変化しない状況を表す時
これらのことを表したいときです。
現在進行形について
一方、現在進行形を使う時とは、
- 話している「その時」に起こっていることを伝える時
- 話している「その時」の直近の出来事を伝える時
- 一時的な(その時だけの)状況を伝える時
これらのことを表現する時になります。
現在形と現在進行形で、意味が変わる表現
- I always do + (何か):(何か)をいつもする
↑文字通り、いつもしていることを表している。 - I’m always doing + (何か):(何か)をよく…する
↑常にそういう訳ではないけれど、結構な頻度ですることを表す。
このように、現在形と現在進行形を使い分けることで、
ニュアンスを変えることが出来ます。
状況に応じて、使い分けることが出来るようになると、
会話の幅が広がるのではないでしょうか。
例文も合わせて、現在形と現在進行形の違いを確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
Water boils at 100 degrees Celsius.
(水は100℃で沸騰する。)
The water is boiling.
(水が沸騰している。)
It rains very much in summer.
(夏には雨がよく降る。)
It is raining now.
(今雨が降っている。)
She works hard most of the time.
(彼女は普段は一生懸命働く。)
She is working hard today.
(彼女は、今日一生懸命働いている。)
I always go to work by car.
(私はいつも車で通勤する。)
He is always complaining.
(彼はよく、不満を言っている。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
Why are you always being late for school ?
(君はなんでそんなに学校に遅刻をするの?)
Because I always drink tea in the morning.
(朝に紅茶を飲んでいるからです。)
What is more, while I eat breakfast, I’m always listening to music.
(それに、朝食を食べている時に、よく音楽を聞いているんです。)
I see.
(そうか。)
So, I’m always being late for school.
(それで、よく学校に遅れるんです。)
Well, you should be careful.
(まぁ、遅刻しないよう気をつけなさい。)
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Q. この記事の要点は?
A. 現在形と現在進行形の使い分けを確認しました
似たような表現でも、現在形と現在進行形では、
ニュアンスが異なることがあります。細かい違いですが、
しっかりと理解しておくことが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
その動詞は、進行形に出来る?出来ない?
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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