第32回:「must/mustn’t」と「need not」の意味や文の型を確認
助動詞としても使われる「need not」の使い方を含め、
それぞれ意味を解説していきます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
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ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「must/mustn’t」「need not」の意味は何?
A. must:〇〇しなければならない
must not:〇〇してはいけない
need not:〇〇する必要はない
それぞれの表現について、
細かいニュアンスについても確認してみましょう。
「must」と「must not」について
- must + 動詞の原形:〇〇しなければならない
=「〇〇をする必要がある」というニュアンス - must not + 動詞の原形:〇〇してはいけない
=「〇〇をしてはいけない」ということが求められている状態
「must」に関しては、今となっては、
カタカナ語にもなっているので、馴染みがあるかもしれません。
「need not」(don’t need to) について
- need not + 動詞の原形:〇〇する必要はない
=〇〇をする必要はないけれど、
もしやりたいなら出来るというニュアンス - don’t need to + 動詞の原形
=「need not」と同じ意味で使われます。文の型に注意が必要です。
「need not have + 過去分詞」について
- need not have + 過去分詞:〇〇する必要はなかった
「need not」の後に「have + 過去分詞」の完了形を使うことで、
「過去に〇〇する必要はなかった」ということを表せます。
「needn’t have + 過去分詞」と「didn’t need to + 動詞の原形」の違い
- need not have + 過去分詞:〇〇をしたけど、する必要はなかった
=実際に行動したけれど、それは必要がなかったということを表す。 - didn’t need to + 動詞の原形
:〇〇しようとしまいと、結果的にする必要はなかった。
=〇〇をする必要もなかったし、してもしなくても、
どっちでもよかった。ということを表せます。
細かい違いにはなりますが、例文と合わせながら、
使い方の確認を進めてみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
We don’t have enough time. We must hurry.
(時間がない!急がないと。)
We have plenty of time. We don’t need to hurry.
(時間はたくさんある。急ぐ必要はない。)
We needn’t wash these dishes. They’ve already been washed.
(これらの皿を洗う必要はありません。もう既に洗ってあります。)
You must keep it a secret. You mustn’t tell anyone.
(あなたは、秘密を守らないといけません。誰にも言ってはいけません。)
You needn’t have walked home. You could have taken a taxi.
(歩いて帰る必要なかったのに。タクシーを使えばよかったじゃん。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
You must have got good news. What happened ?
(何か良いことあったでしょ。何があったの?)
I passed the exam that I took before.
(前に受けた試験に合格していたんだ。)
That is really good news. How was the exam ?
(それは良いニュースだね。試験はどうだった?)
Actually, that was easy as you had said.
(実際、君が言った通り、簡単だったよ。)
I know. When I took the same exam,
I didn’t need to study harder.
(だよね。自分が同じ試験を受けたとき、
頑張って勉強する必要なかったし。)
Yes. I needn’t have studied 8 hours before the exam.
(うん。試験前に8時間も勉強する必要なかった。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「must/must not」「need not」のニュアンスを確認しました
特に、「need not」は使い方によって、ニュアンスが変わるので、
その違いを理解して使えるようにすることが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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次回の文法解説は?
「should」について①
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