第45回:「say」などの動詞を受け身で使えるようにする
「say」や、ある一部の動詞は、
受け身の文を作る時に注意することがあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「say」を受け身の文にすると、どうなるの?
A. ① It is said that … / ② 主語 + is said to + 動詞の原形
①か②のいずれかの形を作る必要があります。
他にどんな単語が、この文の形を作るのかを見てみましょう。
It is 〇〇 that … / 主語 + is 〇〇 to + 動詞の原形を作る動詞
- said / alleged / believed / considered / known
reported / thought / understood
これらの単語が、「It is 〇〇 that … / 主語 + is 〇〇 to + 動詞の原形」
の〇〇の部分に使われます。
これらの単語を使って受け身の文を作る時は、
「It」を主語にするか、「主語 + be動詞 + 〇〇 + to + 動詞の原形」
の形を作るということを覚えておきましょう。
「be supposed to + 動詞の原形…」の意味
- be supposed to + 動詞の原形…
:〇〇と言われている
:〇〇らしい
:〇〇のはず - be not supposed to + 動詞の原形…
:〇〇すべきではない
「be supposed to …」の形で、様々な意味を表すことも出来るので、
合わせて覚えておくと、便利な表現だと思います。
例文も確認しながら、これらの表現の使い方を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- It is expected that the weather will be good tomorrow.
(明日の天気は良くなると予想される。) - The weather is expected to be good tomorrow.
(明日の天気は良くなると予想される。) - It is reported that the building has been badly damaged by the fire.
(火事により、建物が酷く損傷したと報じられている。) - The building is reported to have been badly damaged by the fire.
(火事により、建物が酷く損傷したと報じられている。) - I shouldn’t be eating this cake really. I’m supposed to be on a diet.
(私は。このケーキを食べるべきではない。ダイエット注だし。) - You’re not supposed to park your car here.
(車をここに停めるべきではありません。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
It is said that we need to reduce our energy consumption
even if it’s too hot.
(暑かったとしても、エネルギーの消費を抑えるように
って言われているよね。)
I know. I heard that from today’s news.
(うん。今日のニュースで聞いた。)
But, It is also reported that we should use air conditioning
to reduce the risk of heatstroke.
(でも、熱中症のリスクを抑えるために、
エアコンは使うべきだって言われているよね。)
That’s right. I feel it contains some contradiction.
(うん。ちょっと矛盾がある感じもするね。)
What should we do then ?
(どうすべきなんだろうね。)
Be careful not to become a heatstroke.
(熱中症にならないように気をつけよう。)
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Q. この記事の要点は?
A. It is 〇〇 that … / 主語 + is 〇〇 to + 動詞の原形
の受け身の形を作る動詞を確認しました。
それぞれの動詞を覚えたり、「supposed to…」といった表現も
覚える必要があります。文の意味と、使う場面を理解して、
実際に使えるようになると、様々な場面で応用が利く表現だと思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
英語の「使役」ってなんだ?
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