第47回:間接話法の文の作り方の基本について
間接話法の文を作る時に気をつけることを含めて
基本を確認してみます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 間接話法の文は、どうやって作る?
A. 「that」を使って文を繋げます
どういうことか、具体的に見てみましょう。
間接話法の文の作り方
- (直接話法):He said “I’m feeling ill.”
↓ - (間接話法):He said that he was feeling ill.
直接話法では、” “(クォーテーションマーク)の部分が、
間接話法だと、接続詞「that」が使われ、
「that」以下の主語、動詞が変わっています。
間接話法の文は、基本的に過去形が使われるので、
「that」以下の文も、過去形が使われます(=時制の一致)。
また、間接話法で使われる「that」は省略することも出来ます。
間接話法の過去形は…
- He said that he woke up feeling ill, so he didn’t go to work.
(彼は朝起きた時に具合が悪かったから、仕事に行かなかったと言った。)
↓ - He said that he had woken up feeling ill,
so he hadn’t gone to work.
上記のように、「that」以下を、過去完了形にすることも出来ます。
例文を確認しながら、文の作り方を見てみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- He said that he didn’t know what she was doing.
(彼は、彼女が何をしているのか理解出来ないと言った。) - She said that she hadn’t seen him recently.
(彼女は、彼を最近見ていないと言った。) - He said his car had been stolen a few days ago.
(彼は、数日前に車が盗まれたと言った。) - He told me he couldn’t speak any other languages.
(彼は、外国語を話すことが出来ないと、私に伝えた。) - She said that she didn’t have much free time.
(彼女は、自由な時間がないと言った。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
Do you know that he is a matchmaker ?
(彼が「マッチメーカー」だって知ってる?)
Yes, he told me that he was a matchmaker.
(うん。彼は私に、「マッチメーカー」なんだって言ってた。)
He said, “I make many great matches”, but
I haven’t seen his (fire) matches.
(彼は、「良い『マッチ』をたくさん作った」って
言ってたんだけど、彼の作った『マッチ』を見たことないんだよね。)
I saw him by chance in a restaurant last week,
and he made a good match (of man and woman) that time.
(先週、偶然彼をレストランで見たんだけど、
その時は、彼は、良い『マッチ」を作ってたよ。)
How did he make a (fire) match in a restaurant ?
Is it possible ?
(どうやって、レストランで『マッチ』を作るの?
本当に出来るの?)
He also said that he sometimes did his job in a cafe too.
(彼は、時々カフェでも仕事をするって言ってたよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 間接話法の文の作り方を確認しました。
「that」以下の、「主語・動詞」の形に注意しながら、
文を作ることが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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