過去形の基本の総復習 英語文法解説 中級編 part 5

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第5回:過去形のまとめ

過去形の作り方、特に、不規則動詞の過去形を
覚えているかどうかは、よく確認しておくことが大切です。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

過去形を使った文の作り方などのまとめ画像

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Q. そもそも、過去形って何?

A. 昔に起こった出来事を表す方法です。

初級編でも解説はしておりますが、
基礎を振り返ることは、とても大事。
自分も含めて、学んだ内容を丁寧に振り返ることは
スキルの向上に役立つと思います。
さて、過去形についても、振り返ってみましょう。

過去形の作り方

  1. 動詞の末尾に、「-ed」を付ける。
    He worked in a department store.
    (彼はデパートで働いていた。)
  2. 不規則動詞の過去形を使う。
    He got up at 8 o’clock.
    (彼は、8時に起きた。)

不規則動詞の過去形については、覚える必要があります。
覚えきれていないものについては、何度も確認を行い、
1つずつ丁寧に覚えていきましょう。

過去形の疑問文・否定文の作り方

  • 「Do」の過去形、「Did」を活用する。
    Did you enjoy the movie ?
    (映画を楽しみましたか?)
    I didn’t enjoy the movie.
    (私は映画を楽しめませんでした。)

「Did」を使った際には、「did」の後には、動詞の原型が使われます。
文中の全ての動詞を過去形にしないよう気をつけましょう。

be動詞の過去形

  • 主語が、「I/He/She/It」の時、「was」
    The weather was good when I was on holiday.
    (私の休暇中、天気は良かった。)
  • 主語が、「We/You/They」の時、「were」
    They weren’t able to come because they were so busy.
    (彼らはとても忙しかったので、来られなかった。)

主語に応じて、be動詞の過去形を使い分けたり、
「was/were」を疑問文などでも活用できるようにしましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

Wolfgang Amadeus Mozart was an Austrian musician and composer.
(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、
オーストリアの作曲家兼音楽家でした。)

Mozart lived from 1756 to 1791.
(モーツァルト1756年から1791年に生きた人です。)

Mozart wrote more than 600 pieces of music.
(モーツァルトは600曲以上の曲を書きました。)

Mozart was only 35 years old when he died.
(モーツァルトが亡くなった時、彼は35歳でした。)

 

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる過去形の使い方

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What is your hobby ?
(何か趣味ある?)

I usually play the piano when I’m free.
(暇な時はピアノを弾いてるよ。)

Oh, do you? Whose song do you play ?
(そうなの?誰の曲を弾いてるの?)

I’ve been practicing Chopin’s song recently.
(最近はショパンの曲を練習しているよ。)

I see. What do you know about Chopin ?
なるほどね。ショパンについて何か知ってることある?

He was a Polish composer and a pianist.
He was only 39 years old when he died.
(彼はポーランドの作曲家兼ピアニストで、
39歳の時に亡くなったんだ。)

---

 

Q. この記事の要点は?

A. 過去形の文の作り方の総復習をしました。

覚えきれていなかったことは、1つずつ確認、定着させることが大切です。
自分も含めて、誰もが、過去に勉強したはずのことを
忘れてしまうことがあるので、定期的に復習を行いましょう。
特に、言語学習は復習の積み重ねが大切だと思っています。
忘れてしまった時に、しっかりと確認をしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

過去進行形の使い方について確認します。

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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